ただの散歩も勉強に?? 「z会 けいけんワーク 社会のたね」 をやってみた

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z会といえば受験勉強の印象が強いですよね。
実は低学年児童向けのz会ワークは国語と算数だけではないんです。
「けいけん」という科目?があり、「理科のたね」「社会のたね」という形で、身の回りにあるんだけど、理科の考え方や社会の考え方を含むものをクローズアップして楽しみながら体験ができるワークがあります。

この冬には「冬の野菜でカレーを作ろう」というワークをしました。
このワークでは、

・冬に旬をむかえる野菜はどんな野菜か?
・オリジナルカレーに何を入れるか?
・家にはどんな野菜が常備されているか?


などを調べたり考えたりしたのち、
実際にスーパーへ行き買い物をしたり、野菜を切ったり煮込んだりしてカレーを作りました。

今回のワークは「家のまわりたんけん」

家から学校までの地図を作るのですが、これがおもしろいんです。

まずやるのは画板作り
段ボールとヒモを使って、画板を作ります。
段ボールを切る時はナイフを使ったので、私がしましたが、
それ以降はなるべく長女・いちこにしてもらいました。
ガムテープを切る時は手伝うこともありましたが・・・。

ところが、長女の分だけでいいでしょ、と思っていたら、
「によ のも!!」
と次女・によが言うので、急遽二人分作ることに・・・。

次は画板に普通紙を貼り、大人が簡単な地図を書きます。

シンプルですね。ほぼ一本道という・・・。

実はこの地図について、後悔しているポイントが・・・。

・・・橋を私が書いてしまったことです。
道だけ書けば、子どもが橋を書き込めたんです。
そうすればクイズみたいになってよかったのになー・・・、
と思いました。

次からはその辺気をつけて、 サポート役に徹したいと思います。

ワークの指示では「学校までの地図」ということなのですが、z会ですもの抜かりはありません。
「徒歩圏内にない場合や近すぎる場合などは徒歩15分程度で到着する公園などの別の場所を目的地にしてください。」との注釈がついていました。
都会の方ですと小学生から電車・バス通学はよく聞く話ですし、近すぎても(家のウラとか)ワークになりませんものね!

長女・いちこの学校もとうてい徒歩では行けない距離にある(登校するのにスクールバスが高速道路を使います → ★毎日やっていた朝くもんに暗雲!休息日をどう作るか??)ので、目的地を変え、近所の神社にしました。

なんとそこの神社はこの日ちょうど春祭り!その神社まで徒歩で行くというプランにしました。(ニヤリ、予定通り)

ここでさっそく出かけたいところですが、まだ作業があります。

まず、「道の途中にある目じるしを思い出して、地図の中に書き込む」のです。

普段、どれだけ周りを見ているかわかりますね。
意外と思い出せないものです。
※ この段階の写真を撮るのを忘れたので、ありません・・・。


※ 三女・さんこが疲れた時用のバギーは必須。

ここまでできたら、お出かけです。
春なのに寒い日だったので、冬の帽子、冬のジャケットです。
(突然の寒い日は体調を崩しやすいので、皆さまもお気をつけください)

子どもが歩きながら、自分が書いた目じるしが正しいかどうかを確かめます。
そして、書き足したり、直したりします。
とは言え、書いたり直したりする時は立ち止まって安全を確認してから作業しましょう。

長女、次女はさっき作った段ボール画板を持ってのお出かけです。
幸いこの日は風も弱く、よい天気でしたが、
強風の時はあおられて危険かもしれません。

長女が立ち止まり、何かを書いてます。

私「にわとり?そんなのいたっけ?」
長女「あれだよ!」

道ばたの空き地に、風見鶏(のオブジェ)がありました。
大人なら見落としそうなものまで、よく見てますね!

写真はありませんが、小さい消防署を見つけました。

「簡単なマークで書く」という指示があるので、
『どんなマークを考えるのかな?』と見守っていたら、
「丸に火」を書きました。

まあ、妥当かな?

交差点に差しかかりました。
さあ、大事なものを地図に書く時ですよ・・・!

しかし、気付かず渡る二人。

『地図に欠かせないものがあったのに!』と思わず口を挟んでしまう私。

私「みなさん、信号は書きましたか?」
長女・次女「あっ、忘れてた!」

あわてて書き込む二人。
車のジャマにならないよう声をかけます。

横断歩道を渡ったら、目的地の神社に到着です!

神社では画板を大人が預かり、子どもたちには春祭りを楽しんでもらいます。
お神楽を見たり、くじを引いたりしました。

さらに、子どもにお菓子と置物をいただきました。

置物は犬の鈴です。裏を見ると、日光東照宮と書いてありました。
何か所縁があるのでしょうか・・・?

その犬の鈴に、
ざぶとん敷いて、もらったお菓子をあげて、あごの下をなでなで・・・

犬として可愛がっている!?(びっくり)

子どもにとって、それがぬいぐるみなのか置物なのか、素材が布なのか焼き物なのかは問題じゃないっていうのがよくわかりました。
さらに驚くことに、この日の夜、二人して『犬と一緒に寝たい!』と言うとは、この時は想像もしてませんでした・・・。

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帰り道です。
眠くなった次女・によが離脱しました。
(朝早かったんです・・・)

帰り道はワークで指示されたものを探しながら帰ります。

・花が咲いている木や草
・標識やマーク
・体が不自由な人のための工夫


などです。

いちこ「あった!紫の花!」

よく道ばたで見かける「ヤグルマギク」を見つけました。
青い色がきれいな花で、草に混じって咲いていてもよく映えます。

ブチッ!
やおら、道ばたの野の花をつむ 長女・いちこ。

人が育てている花は摘んではダメと教えていますが、野の花はOKです。

ナズナも見つけました。

こっちは摘まないようです・・・w

看板あった!

『防火水そう』。時代と時の流れを感じる看板ですね・・・。
こういうのもレトロって言うのかしら・・・。

あと『40km制限』の看板も見つけました。

それでできあがった地図がこちら。

たくさんマークを書き込むことができ、すごかったです。

「これは柿の木だよね!」と言っておきながら「ばら」と書くあたり何か早とちりがあったようですが・・・汗

びっくりしたのが40km制限の看板。
大型車の通行の妨げにならないよう、軸がグニャって曲がって作られているんですね!
私は気が付いてませんでした。見えているのに見ていなかったんですね。

ところでワークの課題の一つ、「体が不自由な人のための工夫」ですが・・・

なんとこの中に一つもありませんでした!
田舎だもんなぁ・・・!残念orz

今度、遠征しないといけませんね。

ちなみに眠くなって先に帰った 次女先生の作品はこちら。

上で挙げた地図と同じものなんですが、そう、これは完成形だったのです。
まだ5歳さんには難しかったみたい・・・。
(発達は個人差があります。うちはゆっくりなほうです。)

唯一書いてあるマークは「花のマークのバス」です。
私が「信号書いた?」って話していた時に、バス描いてたんですね、この子。

・・・うん、自由でよし!

好評だったお手製画板↓

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