テレビ禁止令のその後:すっかりテレビは見ないことが当たり前に

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主人の一言で始まった「テレビ禁止令」。
どんな感じになったでしょうか?

そもそもうちは市外の小学校に通っているため、帰宅が遅いです。
帰ったらカバンの整理をしたり、宿題をしたりします。
それからお風呂までの時間は自由時間です。

通常ならこの時間にテレビを見るのでしょうが、うちはちょっと事情が違います。
長女と次女がボードゲームをします。

昨日は「ファイヤドラゴン(通称ドラゴン火山)」と「ラマ(カードゲーム)」をしていました。

ファイヤドラゴンはサイコロの目に合わせて、ドラゴンを進ませたり、ルビーを入れたりしないといけないので、小学生の二人はルールを把握してますが、まだ3歳の三女には難しいようです。
(三女もサイコロをふるのは大好きです)

でもラマなら数字が6まで読める三女にも参加ができます。
ラマが始まっていることを三女・さんこが知ると、
「さんこもラマやるぅ〜〜」と寄っていきます。

テレビはあります

テレビ禁止令のわが家ですが、テレビがないわけではありません。
いざという時のため、手放さずにとってあります。

テレビは模様替えの結果、家具の後ろに入り込む形に。
一応、前のものを動かせば見れるようにはなっています。

子どもの運動会や発表会などまだまだテレビが(モニターとして)活躍する場面も多いですからね。
必要な家電だとは思っています。

(そもそもこの必要以上に大きいテレビも主人が「安かったから!」と買ってきたガジェットの一つです。買ってきた当時は「テレビはやめて、光テレビ(ナショジオ専門)にしよう」という主旨でした。とっくに解約しましたけどw)

テレビ代わりのコンテンツ「ネトフリ」

主にネトフリが多いです。

夜の自由時間にボードゲームをしている子どもたち。

父である主人が帰ってくると、ゲームが終局したところで、わーっと主人の部屋に集合して、コンテンツを見ます。
そのまま防水タブレットをお風呂に持ち込んで続きを見ます。

見るコンテンツはNetFlixやYouTubeが多いです。

NetFlixでは、
以前紹介したものの他に、

ワンパンマン
日常
勇者ヨシヒコ
Dr. STONE

が多いです。

最近は子どもたちの目が肥えてきて(?)すっかりリック&モーティを見なくなりましたね。
教材として良いんだけどなあ。

YouTubeでは、

へるどくたーくられ先生が出演する「主役は我々だ!」の動画
くられ先生方出演してない動画も多いですが、「実写動画!」のタグがついてる動画ならアタリみたいです。

Kurz Gesagt
英語で物理現象を説明する動画。
コミカルなアニメーションと音楽で飽きさせません。

マリオメーカーやぷよぷよのゲームプレイ動画
(適当に探してください)

NIMS×EUPHRATES – 未来の科学者たちへ
ピタゴラスイッチの中の人

を見ることが多いですね。

くられ先生は子どもウケするビジュアルなので、子どもたちはただのユーチューバーだと思って見ていると思いますが、
知識量や経験などすごいので甘く見てはいけないです。
ちょっと医療の知識は「ん?」というところもあるので、鵜呑みは危険ですが、面白く楽しく物理現象を説明してくれるという意味では変わりが効かない存在と言えます。
(鵜呑みが危険なのはどんなコンテンツにも言えます)

本当に危険な実験を「ここまでなら大丈夫っ」と判断して実践します。
靴が溶けるほどの強酸を、収録後にスタッフ全員で中和した話とか、安全と環境に配慮した裏話もおもしろいです。
でんじろう先生が子ども向けとすると、くられ先生は大人向けと言えるかもしれません。

ゲームのプレイ動画は見れば見る程「自分でやろう」って気にならないようです。
スーパープレイや繰り返し繰り返しトライする動画だとなおさらです。

これは子どもの個性にもよると思いますが。
うちの子は「見てる方が確実に楽だし楽しい」と思ったようです。(計画通りw)

マンガというコンテンツと祖父母宅のテレビの決め事

最近はマンガを読むことも増えてきました。
一番読まれているマンガは「あかずきんチャチャ」ですね。

他に家にあった「エルフを狩るモノたち」「大江流護身術道場」「ネジの人々」等読んでいました。
内容が大人向けで難しいのも読む反面、私が一緒に楽しみたいと思っている川原泉は文字が多いって食わず嫌いしています。
絵柄の印象優先なのでしょうか?

今度は積み重ねストーリー系を増やしたいですね。

次女は「君の名は」を読み始めました。
ラノべっぽい見た目の文庫本です。
小1には難しいと思うんですが・・・どこまで読むのか観察したいと思います。

祖父母宅では録画したテレビを見せることがあります。
ムジカ・ピッコリーノが多いですね。
私が唯一文句を言わないテレビ番組w
長女は「Yesterday Once More」が気に入ったようで、先日カラオケ屋さんに連れて行った時に歌っていました。
「エブリー シャラララ〜」というやつですね。

テレビ禁止のデメリット

テレビを見なくても必要なものは耳に入るし、害悪はまるっきり受けないし、あまりデメリットはありませんでした。

じゃあなんで見せるの?と問うと、やはり大人が自分の時間をほしいからではないでしょうか?
大人にも自分の時間は大切だと思いますが、それだけではいけないと思うのです。

いつか大人になる子どもに、自分で考えて動くというのは大切なことだし、練習も必要です。
大人が手を出さずに見守り、いざという時はケツを拭く、くらいの覚悟が必要だし、時間がかかります。

娘たちが通っている小学校でこんなことがありました。

娘が通う小学校で本当にあった事件

中高等部の文化祭で食券の集金のお知らせがありました。

すでに払った気がするけど・・・
あれ?払っていない?
子ども経由で払ったから途中で紛失したかな?

と思い、子ども経由で学校に支払いました。

すると、担当の先生から電話が・・・。

「中高等部の文化祭は中高等部の生徒会が経理まで担当している。
集計のシステムに不具合があったのか、複数人の保護者が支払いをしていない、と生徒会の生徒が主張している。
未納の保護者の人数が多かったので、『これだけの人数、未納ってことはないと思うよ?』と反論したが、
生徒会の生徒は『いや、入金されていない』『即日お知らせを配ってほしい』と主張。
未納とされた保護者に入金のお知らせを配ったのです。」

と。

確かに、未納のお知らせの紙は、大人が書いたとは思えない、不躾な内容で、督促状を失礼にした感じだったので、学校経由のプリントにしては違和感がありました。
入金されていないと思い、怒る生徒が書いたと思えば、ありうりそう。と納得しました。

その後、保護者からの入金はすでにあったことが判明し、単に生徒会までお金が届いていなかったことが発覚。

私がダブルで入金したお金も戻ってきました。チャンチャン。

なんてことがありました。

これ、よく考えたらすごいことなんです。

普通、『これだけの人数、未納ってことはないと思うよ?』という段階の場合、お知らせは配らないですよね。
しかし、その先生は配ったのです。
翌日、翌々日に先生自身が責任をもって謝罪の電話をすることまで考えて、覚悟の上で配ったのです。

生徒に自立と責任をわからせるため、これも勉強、として配ったのだと思われます。
普通なら「お金のトラブルはよくないから、保護者会や先生がお金の管理をしようね。中高生にはまだ早かったよね」となるところです。

しかし、そうはしなかった。

自分の生徒の教育のためにそこまでするかー!!??と鳥肌が立ったできごとでした。

やはり、子どもに何もさせない、というのは楽だし、失敗もないから楽なんです。
よく言いますよね。
「お手伝いなんてされたら余計手間がかかるから座ってて」って。

自分の仕事が増えたとしても、子どもにさせてみせ、いざという時はリカバリを大人がする。
大変だと思いますが、大切なことだと思うのです。

これだけ手をかけてくれる先生、そうそういませんよ!

前述の先生ほどのことができるかはわかりませんが、子どもの自立は最終目標なので、自立を助け、余計な手は出すことなく、
自立の邪魔をすることがないように接していきたいと思うのです。

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