歯みがきや仕上げ歯みがきは、基本、起きてるうちにコミュニケーションをとりながら行います。
でも、たくさん遊んで帰りが遅くなってしまい、帰りの車の中で爆睡・・・、なんてこと、ありますよね。
ある休日・・・。
お出かけ帰りに子どもが三人とも寝てしまいました。
そのままそーっと布団に下ろしますが、仕上げ磨きをしなくてはいけません。
たまーに育児に参加する主人に
「(仕上げ磨きに)電動歯ブラシは使わないの?」
と聞かれ、
『そういえば、避けてきたけど、なんでだろう・・・?』
と一瞬、思い出せなかった。ということがありました。
が、その後思い出したので、この場を持ちましてお伝えします。
電動歯ブラシを使わない(使えない)理由
まず、主人の考えでは・・・
『深く眠っているから、気づかれないで歯みがきができるのでは?』
『電動なら手磨きより時間が短く済むから、子どもの負担も軽く済むのでは?』
と、思ったようなのです。
そりゃあ、電動歯ブラシが好きだったり、少なくとも「嫌いではない子」なら、寝ててもできることもあるかもしれませんよ?
しかし、うちの子は二人とも、電動歯ブラシが苦手なのです!!
(えばって言うことじゃない)(三女・さんこは未挑戦)
そもそも、寝ている時に口の中に電動歯ブラシを突っ込まれて気付かない・・・なんてこと考えられますか??
協力的に口を大きく「あー」「いー」しないと、歯ブラシがアゴを大きく揺することだってあるのです。
電動歯ブラシが好きな子だって、寝ている時にされたら嫌がるのでは???
うちには好きな子がいないので証明はできませんが、もし、答えがわかった方がいらしたら、教えてください!www
そんなことより、寝ている時に歯みがきをされるのは嫌がりますよね。
電動だろうが、手動だろうが、同じだと思うのです。
意識がもうろうとしているところへ歯ブラシが突っ込まれる。
もはや、命の危機ですよ!
嫌がらない時もたまにはありますが、
『一瞬覚醒して、「あ、おかあさんだ・・・」と安心して一瞬で寝る』
とかそんなパターンしかないです。
というわけで、私が寝ている子どもに仕上げ歯みがきをする場合、手動の歯ブラシを使っています。
寝ている子に歯みがきをする押さえるべきコツ
寝ている子に歯みがきするときは押さえておくべきコツがあります。
まず、寝ぼけて動き出すと危ないので、両足で腕を拘束します。
仕上げみがきや目薬をさす時などに使うおなじみのポーズです。
寝ぼけていると高確率で歯ブラシを攻撃したり、寝返りで脱走したりします。
しっかり保定しておかないと、歯ブラシに腕などがあたり、のどの奥を突いてしまったり、よだれまみれの歯ブラシが宙高く舞う・・・なんてことになりかねません。
次に、声をかけます。
「オハヨウございマース」(寝起きドッキリ風)
みたいなやつです。起こさないように、そーっと耳元で言います。
きっと寝ている時に得体の知れないものを口に突っ込まれるのって恐怖だと思うのです。
寝ている自分のすぐそばにいるのが、自分の敵か味方か?なんてわかりませんからね。
なので、私の場合は、声をかけ続けます。
(口ベタの私にとってはそれすら面倒くさいです)
「おかあさんでーす」
「歯みがきするよ」
「あーだよ」「あーが上手!」
「いーだよ」「いーが上手!」
「半分終わったよ。あと半分!」
「あと1本!がんばれ!」
「はい!おしまい!ありがとうございました!」
無言で、はがいじめにしてやるより、ガマンしてくれてる気がします。
そんな歯みがきでも、しなかった時の失敗談
そんな流れ作業のような歯みがき。
そんな歯みがきなら、翌朝になってから念入りにすればいいかな?と思ったのですが、
おやつに甘いもぎたてトウモロコシ
↓
昼寝のまま朝を迎える
↓
朝の歯みがきを忘れる
という流れで、見事に虫歯を作った子がいましたので、夜の歯みがきは必要不可欠だと思っています。
朝忘れるのはそもそもの問題外なわけですが、
朝忘れても夜やっておけばリスク分散になります。
寝てる子にする歯みがきは、歯の表面を磨くというより、歯に挟まってるものをかき出すイメージで行なっています。
これなら、あまり時間がかからないので反対にもあいにくいかと。
寝ている子に向いている歯ブラシ
私が通っているかかりつけの歯科医から教えてもらった歯ブラシ。
最初は長女・いちこの永久歯が生えたての頃、歯みがきを嫌がったことが始まりでした。
私「先生、この子(いちこ)歯みがきの時に痛いって言うんです!何もないのに嫌がるんです!」
と長女・いちこのわがままを叱って欲しくて伝えたことがありました。
すると、
かかりつけ歯科医「永久歯は歯茎の中にいる間、外からの刺激を全く受けていません。
肉に守られているわけですから。
生えてきてから突然、刺激を受けるようになるので、慣れるまでは歯みがきが痛く感じることもありますよ。」
私「なんだってぇー!!」
そこで勧められたのが 『超柔らかい歯ブラシ』
毛先が密集していて、一本一本がとても柔らかいです。
ミッフィーちゃん(GUM)の『やわらかめ』が固く感じるくらい。
通常の歯ブラシより毛足が長いので、包み込むように磨くと良いみたいです。
ちょっとお高めではありますが、
生えたての永久歯の子に歯みがきをしない選択肢はないし、
磨くたび「痛い」「痛い」という子に我慢を強いるのも望ましくないし、
必要経費と思っています。
★ Amazonで検索する
★ 楽天市場を検索する
次女・によにも永久歯が生えてきたので、新しく購入しました。
もともと、次女・によは痛いと言ってはいませんでした。
でも試しに今まで通りの歯ブラシ(ミッフィーちゃん:GUM)から超柔らかい歯ブラシに替えてみたら、グー!とサインしていたので、気持ちがよかったのでしょう。
普段は電動歯ブラシで、それ以外の時に超柔らかい歯ブラシを使うようにしています。
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