主人が単身赴任中、いちこが「お小遣いほしい!」と言った時に私と同居の祖父母で話し合いが持たれました。
お小遣いについてどうするか?
・ほしがるのであげる
・何かの引き換えにあげる
・誕生日などの区切りであげる
・あげない
ほしがるのであげるは論外だが、あげないのも違う。そこで昔からあるシステム『お手伝いをしたらお小遣いをあげる』ことにしました。
最初は大人の指示に従っていましたが、そのうち勝手にやりだしてお小遣いをせびるようになりました。
「◯◯したから、お金ちょうだい!」
頼んでないのに!
さらに『お手伝いをしたらお小遣いをあげる』システムを知った主人からストップがかかりました。
その理由は以下のとおり。
お駄賃にストップをかけた理由
・サラリーマン根性はいらない
・本来お金にならない事で金を稼ぐというのは間違いを学習させることにつながる
・報酬の競合、お手伝いでお金、くもんでラムネ、通貨の強さでくもんよりお手伝いの流れになったら困る
・お手伝いの報酬体系を決定するのは結構難しい
主人の言葉を私なりに解説してみました。
人に使われてナンボという大人にはなってほしくないようです。むしろ使う側になれという。
それには、幼少期からの関係性のすり込みはよろしくないんでしょうね。
これから先、雇用だけで食べていくのはどんどんきつくなるでしょう。主人は自分の力のみで生きていける子育て(選んでしないのならアリ)を目指しています。
お手伝いの範囲は何であれ本来なら賃金が発生するレベルの事業ではありません。何かを届ける。何かを片付ける、とかでしょうか?
賃金が発生するレベルの事業というとプロの家政婦やプロの掃除屋さんでしょうか?洗車とか?
それができるなら社会に出なよ。ということみたいです。
通常のお手伝いは所詮お手伝いかと。
これありそうですね。そのうちお金で何でも買えることがわかれば、ラムネよりお金をほしがることは明白。となるとお小遣いほしさにお手伝いをしたがって、くもんはしたがらないでしょう。もしくはそれを上回る多額のお小遣いをねだるとか。
・・・それは困るな。
多額になっても少額すぎてもトラブルを生むのは明白。とのこと。
ちょうどいいお小遣いというのも家庭や育児方針によっても違いそうです。
ストップがかかったその後・・・
ストップがかかった時点でお手伝いでお小遣いというシステムはなしになりました。
幸いにもいちこはそのシステムが習慣になっていなかったので、さくっとやめられました。
すでに習慣になっていたら、修正に時間がかかったでしょう。
お金の魅力ってあるので、一度すり込まれていたら大変だったと思います。
何事もそうのなのですが、一番はじめに触れさせるときは、その後の関わりまで考えてから与えるべきだと思わされるできごとでした。
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