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テレビ離れ一家にPPAP到来!教育への影響を語る。 - ちま母は娘たちとアタリメパズルがしたい

テレビ離れ一家にPPAP到来!教育への影響を語る。

この記事は約9分で読めます。

話題になったPPAP。

何が面白いのかはっきりしないんですが、耳に残りますね。私が読者になってるとある先生のブログでも紹介されてて、気になったので視聴しました。
私的には片頬でニヤ・・・くらいのおもしろさでしょうか?しかし、気がつくと頭の中でリフレインしている時がありますので、完全に術中なのかもしれません!一回しか見てないのに!

このネタ、「面白い!」という意見が口コミで広がるなら理解しやすいのですが、「面白くない」と感じた人まで「何がおもしろいかわからない」と話題にするのですから、その話題性たるや相当のものです。

 
ちなみに主人は一切そのネタを見た事がなかったようです。(芸能関係に超疎い。岡田真澄の性別を聞かれたことがあったくらい)

 

テレビ見ないので知らないはず・・・

 
うちはテレビ見ないで生活してるので、自然と流行りもののお笑いや芸能には疎くなります。それでいいんです。ネットのニュースを見ても、そのジャンルは好んで見ないですしね。
なので子どもも知らなかったはずなんです。

この日までは・・・


「おかーしゃん!」
とかけよってきたのは次女によ。

「見ててねー?」
「りんごっペーン!!」

?!間違えて覚えてるー!!(爆笑)

どこで知ったんだよ〜(笑)

・・・!!

主人がいい顔しなさそうだな・・・(サーッ)

・・・(チラッ)

 
すると

 
(ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)
「ヒィッ!

 
後ろから無言の圧力が・・・!


→すごい顔の理由を先に見る(ページ内リンク)

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

「わ・・・私じゃないよ?!」

「幼稚園で覚えてきたんじゃないかなあ??!!」

「ボソッ(保護者のレベルが知れるな・・・)」

「・・・(怖っ)」

 
何も発言してないのにこの圧力・・・。
長年付き合ってきた中で1、2を争う怖さでした。
(私が必要以上にビクビクしてた可能性も)

 

また、こんな時も・・・

 
翌日・・・

いちこ「PPAP見たいー」

私「ダメです」

いちこ「九九のPPAP見たいー」

私「ダメです」

いちこ「どうして見ちゃいけないのー?」

私「くだらないからです!」

主人「その理由はどうなの(ダメ出し)」

私「えっ?!う、うーんと・・・」「同じものを覚えるのに何倍も時間がかかって時間がもったいないからです」

主人「・・・(無言)」

まさかのダメ出し逃げ!!
どうすればよかったのか!?

 
主人は子どもの教育と並行して私の教育(子を持つ親としての)もしているので、答えを教えてくれないことがあります!自分で考えるのです!ひーん!

 

私の反省タイム。考えに変化は・・・?

 
家から出さずに純粋培養するのは実質不可能なので外の世界から不純物を持ち込むのは避けられないと思うんです。

今回怒られた点としては、によがネタを披露した時に肯定的な態度をとったことと、いちこに見ない理由をはっきり言語化して伝えられなかったことだと思います。


「くだらないから」はダメだったか・・・。

そういえば自分が子どもの時に親に「くだらない」と言われたことはありましたが、全く響かなかった覚えがあります。「フーン」て感じ。あと「私が喜んでいるんだから認めてくれてもいいのに」と寂しい気持ち。
子どもは親が喜ばないならやめよう、という流れにはならないですよね。
(そもそも「親が喜ぶからやめよう」という思考も危ない思考のような気もします)

 
とりあえずPPAPを見てはいけない理由が「くだらないから」というのはダメそうです。

じゃあどんな理由ならよかったのか?

 
今思いつく感じだと、

・ネタを浴びるだけの消費者、視聴者になってほしくないから。

とかがいいのでしょうか?

おまけの後もまだまだ続きます。
むしろ、おまけの後が本題のような・・・。

 

おまけ:私的、お笑いについて

 
お笑いは別に嫌いなわけじゃないです。漫才もコントも落語も好きです。

10代のころはウッチャンのコント番組は毎週かかさず見ていました。青い犬や内Pですね。
よゐこのシュールなコントも好きです。

漫才で一番好きなのはナイツ。あれいいですよねー!子どもが大きくなっていろいろ分かるようになったら一緒に見たいです。

ひと昔前の笑点メンバーの落語はコンプリートしたのが密かな自慢。割と地方を巡業してくれたので、見る機会が多かったです。
そして木久蔵さん(現木久扇さん)とツーショットを撮ったのが静かな自慢!(グッズ売り場に立ってた。師匠の仕事??)
木久蔵さんの落語(というより世間話のようでしたが)、面白かったです!!
歌丸さんや圓楽さん(楽太郎さんの師匠のほう)の落語は私には難しかったので、あと20年くらい人生経験積んでからDVDやCDでもう一度聞いてみたいと思います。
落語あまり聞いたことない人には楽太郎さん、小遊三さんの創作落語がおすすめです!話の流れに前知識が一切いらない言いまわしや言葉が簡単なのでわかりやすく、純粋に話にのめりこめました。
昇太さんの高座はまだ聞いたことないんですが、本で落語家ランキングを見たときにかなり上位だったので、今一番聞きたい落語家さんです。

 

好きなお笑いを振り返って、改めてまとめてみる

 
とまあ好きなお笑いを並べましたが・・・

 
勢いだけのものより、考えられてるお笑いのほうが私は好きです。私の子どもにはその考えを持ってほしいです。

中高生くらいに「お笑いに必要なのは勢いのみ!」という時代を誰しも一度は通りますが、それも最小限にしたい。
ましてや「これから先の人生を大きく左右する生き方をインプットしている未就学児の今じゃない」。
というのが今の感想です。

「何がおもしろいかわからない」と話題にしてる人はマーケティングの術中ですね。私も含め。猛省。

 

主人のコメント

主人から返信が来ました。そのままだと強化ガラス並に硬い文なので、私が注釈つけます。
(砕こうとしてもなかなか割れませんw)

まずは、一発屋芸人が子どもによくない理由

『メディアのマネをする』『影響を受ける』ってのが情弱一直線だから

 
情弱とは『情報弱者』の略ですね。はじめはそのままの意味だったようですが、ネットスラングとしても使われるようになると、広く使われるようになりました。

『僻地に住んでいたりIT(Information Technology。情報技術)に関する知識がじゅうぶんでないために、放送やインターネットからじゅうぶんな情報を享受できていない人。 → 情報格差』
『転じて、各種の情報に疎くて上手に立ち回れない人を揶揄して言う言葉』
情弱 – Wikipediaより

ですね。
 
少し前に起きたこんな騒動を思い出していただければ分かりやすいと思います。

納豆にダイエット効果があると信じた人が買って、スーパーでは売り場が空っぽになりましたね。
騒動の結末はまさかの捏造報道でした。
 

■データ捏造■ 納豆ダイエットデータねつぞう。あるある大辞典・納豆フィーバー終焉か。 | 知的好奇心の探求!! 野田すかの裏モノライター奮闘記【β版】 – 楽天ブログ
(古いニュースだったので大手のニュース記事は見つかりませんでした。しかし、記憶してる人も多いのではないでしょうか?)

 
あと、Wikipediaの情弱の3つ目に

『ウィキペディア日本語版の内容をそのまま信じて疑わない人のこと。』

とあり、ぴったりの皮肉だなと思いました!
(本当に注意してくださいね!Wikipediaはボランティアのモラルのみで作ってますので)

 
主人はこう続けます。

純粋培養は無理だししない方が良いだろという心構えはあったけど、メディアの影響力に実は結構ショックだった。
「良い幼稚園行かせてるから安心」みたいな安易さは粉々に打ち砕かれた。

これが例のすごい顔の理由っぽいですね。

夫婦の共通の意見として、幼児教育は中高大の教育より大切というものがあります。『大学の学費を心配するくらいなら、その分良い幼少期を』という感じです。
なので、子どもたちが今通っている幼稚園は近所の保育園ではなく、ちょっと特殊な少人数制の幼稚園に通っています(少人数イコール良いとは限りません)。
もちろんその分、負担も大きいですが・・・。それだけの価値があります!

いちこがによと同じ年少さんの時は流行り物を全く家に持ち込まなかったので(2年前って何が流行ってました?覚えていないですよね)、親としては満足というか、それが当たり前でした。
によはお調子者で社交的なので、いちこより友だちの影響を受けやすかったのかな?と思います。

結局、悪貨は良貨を駆逐するんだなあと。間接的なのに影響力すげえんだよな。

一発芸の影響力、すごいですよね。テレビやネット等で直接見てなくても『お友だちのマネ』でそこそこの再現をしてしまう。そしてやってる本人たちは楽しくておもしろい!

私もたまに「幽体離脱〜(ザ・たっち)」やってます。

 
じゃあ親としてどうしたらいいか?

説得は基本的に不可能なんだよね。
直接的には、親が反応し過ぎず、淡々と嫌な顔するくらいしかない(これとて親がリスペクトされてること前提だが)

波が過ぎるのをただ待つのが最短距離のようです。
親がおもしろがったり、友だちがおもしろがったりすればブームが延長する。なるべくブームが早く過ぎさるよう働きかける(徹底して何もしない)ということですね。

 
あとオマケとして子どもだけでなく一般消費者に向けたメッセージも。(もちろん子どもにも言えることです)

実際は仕切り直すしかないな。
いちこにだったら「ピコ太郎」の行く末を話してあげるとかで良いのだけれど…
一発屋芸人の悲哀と、そんな存在を出さないためには消費者として、徹底して反応しないことが「善い事」だと理解させたくあるが…
あまり説教臭いのも逆効果になるしなあ。

いやいや、6歳児に一発屋芸人の哀愁を解説するのは精神衛生上どうなの?まだわからんと思うのは私だけでしょうか?主人の長女いちこへの期待の大きさがうかがえますが。

確かに一発屋芸人が出て消える背景には「それをメディアに使うともうかる」人がいるわけで。そしてそれに乗っかる形で「一発屋でもいい」と思って目指す芸人もいるわけで。

いわゆる「悲しいサイクル」を止めるには賢い消費者になる必要があります。
賢い消費者が賢い消費者を育てることはできてもその逆は難しいでしょう。
(「鳶が鷹を産む」という少数例はメディアでも取り上げられますが、すごくまれである(自分には全く関係ない)という実感を持つ必要があります)
(エジソンは小学校を落第したんだよー?という逸話は良い例です。あれは親が超素晴らしかったという話です。私は自分がそこまで優れているという自信はありません)

 

さいごに

 
今後も現れては消える『一発屋芸人』とそのブームは何度となく子どもたちを飲み込むでしょう。

その度に何度となく対応をする必要が出てくるのですが、なるべく子どもに影響が残らないような対応をしていけると最適です。

そして精神的に自立する頃には『自分の思考で自分に必要な情報かそうでないか』を見分ける力をつけてもらいたいですね。(一発芸が自分の人生に必要だ!という人生を選ぶならそれはそれでアリですが)

自分が子どもの時は親が一緒に楽しんでくれないことでさみしい思いをしましたが、結果的には良かったのかもしれません。テレビやテレビドラマにどっぷり浸かった大人にならずに済みました。

でもさみしい思いをしたことは事実なので、「一発屋芸人のダメ出し」をする場面でも、どうにか「子どもの好きなものを否定する」ではなく、「あなたのこと大好き」が伝えられるとより良いのでしょうね。

また新たな情報があったらお伝えします!

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