最近は幼稚園でもハロウィンをやるところが増えてきましたね。
衣装も色々なものが手に入りやすくなり、色々な仮装が手軽にできるようになりました。
うちの子どもたちが通う幼稚園は半分インターナショナル幼稚園なので、ハロウィンイベントももちろんあります。
うちの子どもたちは当時ブームだったアナ雪を選びました。
長女がエルサ。
次女がアナ。
わかりやすいチョイスですね。
主人が「いつも公文プリントを頑張っているから」と子どもたちにアナ雪のドレスを買ってくれました。
届いた瞬間から喜んで着る2人。
私的には・・・
首から下は華やかなのに、どうも頭部が寂しいのが気になっていました。
うちの子たちは毛が薄くて猫っ毛なもので、ヘアメイクしようにも存在感がなくなってしまうのです。
三つ編みするとピョロっと細ーい三つ編みになってしまいます。
さらにヘアワックスやムースなどもできれば使いたくありませんでした。
ちゃんと落とせるか?害はないか?心配したくなかったので。
そこで考えついたのがこちら。
ソフトチュールで子ども用ウィッグ!
アナの髪型の作り方を解説します。
アナ雪のアナのソフトチュールウィッグの作り方
用意するもの・土台を作る
用意するもの
ソフトチュール
・こげ茶色
・うす黄色
・白
フェルト(100円ショップ等)
・オレンジかこげ茶色
(私はこげ茶色が足りなくなってしまったのでオレンジも使いましたが、こげ茶色があればその方がマッチすると思います)
平ゴム
・2cm幅くらいがいいかも
作り方
① 土台を作ります。(計4パーツ)
全部2cm幅に統一しておくとやりやすいです。
フェルトは多少幅広の方が滑りにくくできますが、角度の調節が難しいので自信がある方は広めに挑戦してみてください。
土台パーツ①(耳の後ろ〜頭頂部〜耳の後ろ:フェルト)
土台パーツ②(耳の後ろ〜うなじ〜耳の後ろ:平ゴム)
土台パーツ③(前髪部分:耳の上〜はえぎわ〜耳の上:フェルト)
土台パーツ④(モヒカン部分:おでこ〜頭頂部〜うなじ:フェルト)
土台パーツ①と②をつなぎ、<カチューシャを付ける位置〜耳の後ろ〜うなじ>の円周を作ります。
輪っかになります。
カチューシャをつける位置は、カツラの重さを支えるのに役立ちます。
片耳の後ろをがっちり縫い、もう片方は仮縫いにしとくとあとで調節がしやすいです。
土台パーツ③(前髪部分)を耳の上で土台に縫い付けます。
前髪部分のパーツは後ろにずれるのを防いでくれます。
土台パーツ④(モヒカン部分:おでこ〜頭頂部〜うなじ)
どう表現したらいいかわからなかったので、分かりやすさ優先で<モヒカン部分>と名付けますw
これを土台①の頭頂部と土台④の前髪部分に止めます。
うなじ部分(平ゴムのところ)はまだ縫い止めないでください。
頭にフィットさせるように作ると、ズレにくく落ちにくくなるので、子どもさんに協力してもらい、そこそこピッタリで作りましょう。
(きついとすぐ使わなくなるので、ゆったりちょうどいいくらいに作りましょう)
全部がひとつながりになったら、完成です。
次は髪を足していきます。
前髪パーツ・うしろ髪
② 前髪パーツを作ります。
うす黄色とこげ茶色のソフトチュールを重ねます。
うまく茶色系の金髪の色になったので満足です。
大きさはドレープをどれだけ取るか?前髪の長さをどれくらいにするか?によって変わるので、お好みでいいのですが、
ピンとこない人はソフトチュールを15cm×40cmくらいの大きさに切って、手の中でたたんでみたりして、イメージを膨らませてみてください。
アナの前髪っぽくなるように、7:3になるようにうまくドレープを付けます。
私は別のフェルトに前髪を縫い付けてから下地に縫い付けました。
器用な人は直接土台に縫い付けると労力が少し省エネできると思います。
③ うしろ髪を縫い付けます。
うす黄色とこげ茶色のソフトチュールを重ねます。
うす黄色が手前になるように縫い付けて、表に返します。
適当にドレープをつけるとアナっぽいふんわりしたおさげが表現できると思います。
左右同じようにします。
前髪パーツを縫い付ける・うしろ髪前面を整える・三つ編みする
④ 前髪パーツを土台に縫い付けます。
②で作った前髪パーツを土台に縫い付けます。
土台の上からでも下からでもいいと思いますが、私は下から縫いました。
(確か、うしろ髪を先に付けてしまったからだと思います・・・計画性・・・汗)
こめかみに近づくにつれ、見かけの前髪が短く見えるようにすると自然ですが、必須ではありません。
前髪の長さはお好みで。
⑤ うしろ髪の前側を整えます。白髪も!
ここで白髪をつけます。
右目の上あたりのうしろ髪が始まるところに三つ折りにしたソフトチュール白をつけます。
このままだと前から見たとき裏側が丸見えなので、処理をします。
前髪の根元や地毛が隠れるよううまく折り返して縫ってください。
⑥ 三つ編みをします。
アナのチャームポイント、三つ編みです。
適当なところまで三等分になるように切れ込みを入れ、三つ編みをします。
ソフトチュールがふんわりしているので、意外とスキマはできないです。
切れ込みを入れすぎると後頭部の地毛がはみ出るので様子を見ながら切れ込みを入れてください。
毛先は縫い止めるか輪ゴムかなんかで止め、余ったソフトチュール(うす黄色とこげ茶)を巻き、止めます。
⑦ うなじ部分の処理
土台の平ゴム部分とモヒカンパーツのうなじ部分を「やんわり」固定します。
私は糸を通して、間を空けて縛りました。
ゴムを伸ばしたときツレないので、かぶりやすくなると思います。
(なくても困らないかもしれませんが、検証不足です)
完成!
完成です!!
前髪を7:3になるよう頑張ったのですが、あまりなってないですね。
まあ、あまり気にしないでください。
こんな出来でも首から下がアナのドレスを着ていれば、アナに見えます!
できあがりの写真
ちょっと分かりにくいですが、右側のうしろ髪には白髪もあります。
白が混じる三つ編みはアナだけの特徴ですから、ぜひ再現したかったポイントです。
おわりに
子どものハロウィンの頭をどうにか華やかにしたい!という思いから作られたソフトチュールウィッグ。
いかがだったでしょうか?
うちでは今は日々のごっこ遊びに使っていますが、とがったものに引っかけない限りは破けませんし、ポンとかぶるだけなので、危険性もないです。
(首に巻く仮装は心配ですよね)
当時、子どもの頭部の仮装にそこそこの材料費とそこそこの労力で華やかなものを用意しようとしたら、リアルなウィッグくらいしか情報がなかったので、考えた末、『ソフトチュールウィッグ』にたどり着きました。
同じお悩みの方へお役に立てれば幸いです。
購入先
私は楽天市場で買いました。
キャラヌノというところで買ったのですが、専用のサイトで販売を始めたらしく、楽天市場からは徐々に撤退していってる感じみたいですね。
私が使ったのは、20Dのソフトチュールで、
色は
・ブラウン
・イエロー・オレンジ
・モノトーン(白)←エルサ用から拝借
の3色でした。
似た色でもじゅうぶんそれっぽくなりますし、
今年使ったのは別のメーカーの15Dでしたが、20Dとの違いがわからなかったので、
似たものが用意できればじゅうぶんだと思います。
手芸屋さんだと結構高くつくのですが、通販だとかなりお安いです。
以前、実店舗でラプンツェル用のソフトチュールを買った時は1m700円しました・・・。
(2m買いました、高・・・)
でも手元にとって色や発色が確認できるのはメリットだと思います。
楽天市場には色見本を用意している店舗もあるので、探してみるといいと思います!
色見本↓
注:キャラヌノさんは色見本は楽天市場で売ってますが、ソフトチュール本体は色によっては専用サイトで購入する必要があるようです。
他にもソフトチュールを売っているお店はたくさんあります。
探してみてください!
Amazonさんにもソフトチュールは売ってますが、ラインナップを見ていると・・・
うまく言えないけど「ちょっと違う感」があります。^^;
なんともはや・・・
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