過去記事にあるように、テレビゲームや各動画アプリへの流出を避けるため、わが家ではボードゲームを採用しています。
詳しくはこちら→子どもにテレビゲームやYouTubeをやめさせる時、おすすめしたい『電源が必要ないゲーム』
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以前から通い始めたアナログゲーム会に出会い、様々なゲームで遊んできました。
通い始めた当初は2歳だった三女・さんこももう4歳。
上の子たちも大きくなってきました。
細かいゲーム解説は他に任せるとして、それぞれのおすすめゲームとその理由をまとめていきたいと思います。
何歳の子がこういう理由で楽しめるなら、うちでも楽しめるかも!?
といった感じで活用していただけたら幸いです。
長女・いちこ・小4のおすすめ
・おばけキャッチ
瞬発力が大切なゲーム。
出てきたカードに沿ったキャラクターを一番早く取った人のポイントになる。
カードがなくなるまでやって、ポイントが一番高い人の勝ち。
いちこの好きポイントは、自分が勝てるから。(←ザ・7種w)
非常に強く、考えるより先にキャラクターを取っているのでは!?と思うくらい。
最初は私・ちま母と互角か少し弱いくらいだったのに、全然太刀打ちできなくなりました。
強すぎ。
挑戦者求む。
・ディクシット
カードに書かれた不思議(不気味?)なイラストにお題をつけていくゲーム。
親が出したお題に近いイメージのカードを出すと点が入りやすい。
いちこの好きポイントは抽象的な言葉を使うと大人が驚くから。
あまりズバリなお題を言ってしまうと点が入りにくいルールなので、抽象的な言葉を使うと意見が分かれるので面白いです。
ゲーム会で大人に囲まれてやった時に「ええー!なんでそんな言葉知ってるの!?」「何年生なの!?」と非常に驚かれたので大好きになったみたいです。
家でも楽しく遊んでいます。
→★ ボードゲーム?ディクシット。子どもの発想力を育て、自分の発言をコントロールすることを知る
次女・によ・小2のおすすめ
・サメポリー
モノポリーのサメバージョン。
おおやけには売られていないと言う噂。
お金の代わりに人をやりとりします。要は通貨の単位が「人」。
ゲーム開始時には3000人あった持ち人を増やしたり減らしたりしながら、サメに対抗する武器を揃えていきます。
振ったサイコロの目に合わせて自駒が動きますが、サメも動きます。
追いつかれると200人取られます。
まったく残酷描写はないので、気軽に「200人減った〜」「サンディエゴが欲しいから500人ね」のように遊べます。
サメのコマがかわいいです。
三女・さんこ・4歳
・おばけキャッチ(キッズ版)
おばけキャッチの子ども版。
カードに書いてあるキャラクターをいち早くゲットした人の勝ちでポイントが入ります。
黒いおばけが出たら『取らない』というルールなのですが、当時の三女・さんこには理解が難しく・・・。
黒いおばけが出たら『両目を隠す』というルールに勝手にアレンジしました。
(取ってないんだからOKでしょ?です)
・宝石ドラゴン(正式名称:ファイヤードラゴン
パパドラゴンが宝石を隠した氷柱を少しずつ溶かし、氷柱の中の宝石をゲットするゲーム。
ゲーム開始時にゲットできる色を決められる遊び方と毎ターン色を決め直す遊び方ができます。
あまり勝敗がどうのという感じではなく、そーっと氷を外して、ジャラジャラと落ちる宝石を見て集めるといったほのぼのしたゲームです。
大人同士がやると、氷の取り方が恣意的になったり、敵の持ち色を落とし穴に落とそうとしたり、汚い遊び方もできなくはないので、奥が深いゲームと言えるのではないでしょうか?
*これとは別に、火山のまわりを飛んで宝石を集める「ファイヤドラゴン」があるため、うちでは「宝石ドラゴン」「火山ドラゴン」と呼んでいます。
・バッティング
せーので場にある宝石を指差して、なるべく高得点の宝石を集めていくゲーム。
ただし、他の人と同じところを指差してしまう(バッティング)とゲットできない。
魅力なところは、相手がキープした宝石も指差せるところ。
自分の宝石が取られないようにガードすることもできます。ガードした宝石は誰にも取られないようになります。ただし、一回休みになります。
成功率が100%なのも難易度を下げていて子ども向きかも。
(大人にしてみたら、そこはシビアでもいいんじゃない?と思う人もいるみたい)
さんこの好きポイントは、、、ガードした次のターンは一回休みなのですが、その時、自分の陣地カードを裏返して「バツ」にします。どうやらその「バツ」が好きなんじゃないかと。ゲーム名も本人は「バッテン+ing」だと思っている様子ですし。
(バッテングと呼んでるので)
ガードしたら、
さんこ「バッテング!」
主人・ねると(寝る父さん)・理屈屋・シューティング好き
・ガイスター
変わり種の将棋みたいなゲーム。
一人8個のおばけ(コマ)を使うが、それぞれ4個ずつ赤いおばけ(悪いおばけ)と青いおばけ(良いおばけ)になっています。
色は自分からは見えるけど、相手からは見えない作りになっています。
将棋のように相手のコマを取ることができるのですが、自分の赤いおばけを全部とられるか、相手の陣地にある出口から青いおばけが逃げ切れたら勝ち。逆に青いおばけが全部取られたら負けです。
赤いおばけか青いおばけかは相手からは見えないので、動かし方や独り言や態度でブラフをまじえると勝ちやすく、それを楽しむゲームと言えそうです。
取られてもいい動きをしていたから、赤いおばけだと思ったので放置しておいたら、実は青いおばけで出口から逃げられてしまった!のように悔しいことも・・・。
・コリドールquoridor(アプリ名:ねこに壁ドンandroid)
2人用ゲーム。
自分のコマが相手の陣地内に入ったら勝ち。
向かい合って座って、それぞれ進んでいくが、1ターンにつき1個、『壁を置く』か『コマを進める』か選べる。
相手がある程度進んだら道をふさいでバックさせるような道を作ったり、
相手が壁を置けないような道を作り、最短距離を確保したりすることができるので、戦略性がカギをにぎるゲームと言えます。
おばけキャッチがあれほど苦手だった主人はコリドール大好きで、すごい強いです。
私・ちま母は勝ったことないです。
androidアプリに『ねこに壁ドン』という名前で販売されていて、よくできています。
スマホが一個あれば、二人の真ん中に置いて楽しめます。
ちま母・パズル脳・とろい
・クワルト
主人を何回もボコボコにしたゲーム。
五目並べみたいにラインを揃えると勝ち。
丸いコマを揃える、穴のあるコマを揃える、背の高いコマを揃える、白いコマを揃える・・・
など、最終的には『揃わないことがだんだん無理になってくる』ゲーム。
特筆すべきは、
相手が置くコマを自分が選ぶ
ということ。
自分が選んだコマを相手に渡して相手が置く、相手がコマを選んで私に渡して私が置く、といった感じでゲームが進みます。
負ける時は、自分が渡したコマで相手が勝つというシーンになるので、めっちゃくやしいです。
そろわないように工夫したのに、見落としがあって揃ってしまった!とか。
・トマトマト
『トマト』『マト』『マ』などのカードがセットされていて、サイコロ(1〜3の目のみ)が出した目によってカードを開き、それを一気に読むゲーム。
ペラッ(カードをめくる)
「トマト」ペラッ
「トマトマト」ペラッ
「トマトマトマ」ペラッ
といった感じにゲームが進みます。
最終的には
「トマトマトマママトトマトトマトトトマトママト!!」
のようにわけわからなくなってきます。
小さい子にはむいていないのですが、『つっかかってもOK』とか『言い直しOK』にすれば一緒に楽しめると思います。
主人がどうしても「マト」のカードを「コマ」と言うのがいつも笑いのタネ。
似てるけどさぁ〜。
「マト、ト、マト、マ、マト、マ、マ、マ、マ、マ!」
(山札の方が読んでいくので、この場合、向かって左から)
大人は「マトトマトママトマママママ!」と一気に言えると良いですね!
・ラビリンス(ボードゲーム版)
不思議な力でターンごとにマップが変化する、まさしくラビリンス(迷宮)。
カードの組み合わせでマップができていて、プレイヤーが毎ターン、カードをずらしていくことでそれを実現したちま母的アイデア賞なボードゲーム。
マップ上に散らばる宝物?を集めていくのだけど、案外スルスルと先まで行けちゃうので楽しい。
カードをずらす前に『ずらしたあとはこうなるな』と予測を立てないと勝てないので、想像力はきたえられそう。
スペースが小さくて済むバージョンもあり、そっちもおすすめ。→Labyrinth. Das Kartenspiel(ラビリンス、カードゲーム版)
置くところがあるなら大きい方がいいです。
詳しくはそれぞれのページを作るつもりでいるので、そちらを参照してください。
うちなりのおすすめハンデのつけ方などもまとめるつもりです。
自粛ムードで家にいることが多いこの時期、ボードゲーム・カードゲームで子どもと楽しむのはいかがでしょう?
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