ちま母

勝ちたがる子は感想戦をしたがるかも。伸びる兆候!を逃した話。


ある夜。


長女・いちこ「街コロとキングドミノやりたい」
ちま「えっ。今から!?もう寝る時間なんですけど」
長女・いちこ「やーりーたーいー」
ちま「長女がいつまでもお風呂を洗わなかったから遅くなったんじゃないの?
とにかく、あまり時間はありませんよ。


長女「えー・・・(あきらめきれない)
じゃあ、ペンギンパーティーは?

ちま「ああ!それならすぐ終わるね。
でももう寝る時間だから、一回だけやって寝ようか

長女「えーっ、3回がいい
ちま「3回なら明日の朝だね
今日やるなら1回。どうする?

長女「じゃあ今日1回やって、残りは明日やる
ちま「OK


というわけで、ペンギンパーティーをやることになりました。
ペンギンパーティーの詳しい説明はこちら→ ★ 絵柄がかわいいペンギンパーティー。短時間プレイが魅力なカードゲーム


カードのピラミッドも高くなっていき、そろそろ終盤。
長女・いちこの負けが濃厚になってきました。



全員、あと1枚置けるか置けないか?というところ。


長女「出せるカードがない・・・
(次女)によがここじゃなくて、こっちに置いてたら、(長女)いちこは置けた!

ちま「(あーまためんどくさいこと言い始めた・・・)
長女「(次女)によ!こっちに置いて!
ちま「あのさあ、によの置くところを勝手に変えないでよ
寝る時間過ぎているんだし、ルール通りできないんなら、もう終わりにしよう。

長女「だって、によがこっちに置かなかったら、いちこ置けるんだよ!?
ちま「はぁー・・・じゃあ、カード置いていくから、勝手にして。
長女「いやだ!!
ちま「早く寝ようよ。
じゃあ、によ?ちょっと場所変えていい?

次女・によ「いいよー。



によのカードを置き直し、再スタート。
しかし、長女・いちこが置きたいところには三女・さんこが置けるカードを持っていたため、置けてしまいました。


ちま「ほらー。置けなかったね
長女「によがこっちに置いて、さんこがここに置かなかったら、いちこが置けた!!


まだ負けを認めない長女・いちこ。
しびれをきらした母は・・・


ちま「いい加減にしなさい!そうやって自分が勝つまでやるつもり?!
お母さん、さんざ付き合ったよ!?もう十分でしょ! わがままなお姉さん!わがまま聞いてもらってよかったね!!


と捨て台詞を残して去る、ちま母。
(こうやって改めて書くと、ガキですね)



ちまが洗面所にいると、追いかけてくる長女・いちこ。


長女「お母さん!?さっきのはどういう意味ですか??
ちま「なに!?
長女「わがままなお姉さん!ってどういうことですか?


敬語でまくしたてる長女が面白くなってきてしまい、笑いそうになる。


ちま「はあー?
まあ、いいじゃん
お母さんよく覚えてないし。おやすみ〜

長女「お母さん!!


実は洗面所は主人の部屋の隣にありまして。
この流れがずっと聞こえていた主人。(狭い家なので筒抜け)



主人「ちま。
お前、何やってんの?

ちま「え?
主人「叱り方が全然なっていない
ちま「?
主人「7種の長女にああいった逃げの体勢をとると、負けとみなされ、今後、君の言葉を聞いてくれなくなるよ
ちま「!?じゃあ何!怒鳴り返せばよかったの!?
主人「お前、それしか考えつかないのかよ
感情的に怒っているだけでは全然ダメ!
さらに、途中で「覚えてない」と言って逃げたのは一番よくない。
逃げととられる。しつけを放棄するつもりか?

ちま「・・・(丸投げしておいて、後出しで理想論かよ。いいご身分だな)
じゃあどうすればよかったのよ。



うずまくどす黒い本音を胸にしまいつつ、主人の話を聞くちま。
長女・いちこは主人が来たタイミングでどこかに行った。
子どもの世界に戻ったのでしょう。



主人「感想戦って知ってる?囲碁や将棋で棋譜を見ながら再現することで、思考をトレースするトレーニング方法のことね。
ちま「名前は聞いたことある
主人「長女・いちこがしたかったのはそれじゃないの?
ちま「はぁ!?
・・・あー、そういえばそうかも。
カードゲームで感想戦をするという頭がなかった。
今日はやけに諦めが悪いなあと思っていた。

主人「君が『じゃあ感想戦をやろう』と言うのではなく、長女・いちこを誘導して感想戦をやる流れにできるとよかった。
ちょうどよい機会、キッカケだったと思うよ。
長女・いちこは7種だし、感想戦はやりたいタイプ。それで強くなるタイプ。
特に女の子は勝負で勝つような体験はしづらいので、ボードゲーム 、カードゲームなどはよい機会だと思っている。
ゲームは続ける方向で行きたい。
男の子だと、もともと個人主義だし、スポーツや格闘技、受験戦争などもあるので、競争には割とさらされるんだよ。
女の子はそうはいかない。
ところで聞くけど、感想戦する子としない子ではどちらが強くなると思う?

ちま「そりゃあ、感想戦する子でしょうよ(ちくしょう。ロンパされた


主人「君は5種で効率重視なタイプだから、早く次のゲームに行くことのほうが『良し』で、過去にこだわる感想戦は『良くない』んだろうけどね。
いちこは勝ちたい7種だから、君の5種を逆なでする相性があるんだよ。
意識的に共感をするようにしたほうがいい。

ちま「確かに、思ったよりイライラした。特別に逆なでされた感じはある。
主人「それにいちばん学習効果が高いのは、結果を出した直後なんだよ。
ちま「テストとかはそうだね。ゲームもか。



ちま「でもね、今日はもう寝る時間で、時間がないんだよ。
ただでさえ、大まけにまけて、ペンギンパーティー1回っていう約束だったんだよ。

主人「写真撮って、あとで再現じゃダメだったの?
ちま「あー・・・(その手があったか〜)



大人の話は終わり、長女・いちこが呼ばれる。


主人「いちこ?さっきの話、お父さんも聞いていたよ
お母さんに最後まで話聞いてもらいたかったね

長女「うん
主人「でも、いちこもさっきの言葉遣いはよくないと思うよ?
相手がたじたじしている時に畳み掛けたい気持ちはよくわかるけど、(経験者は語る)
大人をやり込めてもメリットはあまりないもんだよ?(経験者は語る2)

長女「そうなの?
主人「例えば、ゲームに付き合ってくれなくなったりね?
長女「あー・・・(ピンと来たみたい



寝る時間を30分ほどすぎて、本当の終局・・・。


私にとって、ボードゲームやカードゲームに感想戦という考え方は斬新でした。


しかし、勝ちたい子にとって、それは大切な成長のチャンス。
時間がある時は付き合ったり、時間がないときでも写真に撮るなどして、振り返りができるようにしておくと蓄積になる。
そんなことを学んだ夜でした。


明日も早起きするよ!  



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