ちま母

日本パズル選手権2020オンライン大会に参加


去る11/7、日本パズル選手権が開催されました。


例年、東京会場でオフラインの大会が開催されますが、
今年はコロナの関係もあり、オンラインのみの開催になりました。


実際にパズル好きな人たちが一部屋にぞろぞろっと集まると異様な熱気があって好きなんですけどね。 残念です。



というわけで、オンラインで行われた日本パズル選手権。
家庭の都合で、マンガ喫茶から参加しました。



日本パズル選手権2020


(主催:日本パズル連盟)






日本のパズルは読解力が試される



つくづく思いますが、日本パズル選手権で出る問題は、精鋭のパズラー達が作っているので、「国語」の問題になります。
これが世界パズル選手権では実現できないところですね。


世界パズル選手権では、当たり前ですが、母国語がみんな違います。問題は英語で出題されます。
すると、あまり難解なルールにしてしまうと英語が読めない人に圧倒的に不利になってしまうのです。
なので、ルールはなるべく簡潔に。しかし、パズルとしては難解になります。
(「盤面に表示されている数字は、1ずれています」のような問題が多い印象。盤面に2と書いてあったら、それは1か3ということ。これがあるだけで難易度は青天井です!)



それが、日本パズル選手権となると問題は日本語だし、母国語が日本語の人が大半。
問題文も難解になります。
回答方法も一捻りあります。(そう感じるのは私だけ?)
「解けた答えの2つ隣の数字の合計をアラビア数字で答えてください」など。
限られた時間でなるべくたくさんの問題を解かないと!と焦っていると、パズルを解くことに思考をさいてしまい、回答方法がおろそかになります
ちなみに慌てた私は「1つ隣の数字の合計をローマ数字で」答えました!アホゥ!




かなりひねりがある問題たち



以前開催された日本パズル選手権には一度だけ参加したことがあります。
その時に感じたのは出題者の凝りかたです。
ある問題のヒントが、全然関連のないパズルに散りばめられていたりするのです。
ものによっては問題は存在するのに、どこにもパズルがない、なんてものも。
そう、仕込んであるのです・・・どこかに・・・。



種明かしを聞いて、「そんなの気づかないよ!!」と愕然とする私をよそに、日本パズル選手権に参加している猛者たちのうち数人はしっかり解いてました。


そして今回も、問題文に印刷されていない問題がありました!
大問5の①はあるのに、②はない・・・。「ははーん、印刷ミスだな」と納得していたら・・・。
ちゃんと存在していました。



答えのページで種明かし。
「そんなの気づかないよ!」と憤る私をよそに、参加していた人の数人はその謎に気づいてパズル面を見つけ、解いていました。



モウ・・・みんな・・・ヘンタイだョ・・・パズルのヘンタイだョ・・・



図形を枠にはめる問題では、ひとひねりある問題で後で回答を見ると驚愕!なんてことだ・・・。



満点が3ラウンド合計1000点で、私は計275点でした。百分率で言うと、27.5%。・・・やだ、私の正答率低すぎ・・・?!
ちなみに中央値が391点でトップは839点でした。
(中央値は各ラウンドごとの中央値の合計)
すごすぎるよ、参加者たち・・・。


それでも私の周りは同じくらいの点の人がごろごろ。
主人も一緒に参加しましたが、120点でした。(もちろん協力はせず、それぞれ個人プレーです)
でも、「俺くらいのパズラー(年に一回しかしない)でも、0点ってことはないし、すごく楽しめた!」と絶賛!



私も久々に何時間もパズルのことだけを考えていられる時間が持てて、ハッピーでした。
日本中のパズル好きと時間を共有して、同じ問題に挑戦できたことがとても楽しかったです!


何点とれた!というよりは、関わっていた時間がプライスレスな感じでした!




パズル大会に参加した思い出



パズルって他の競技と違って、完全に個人競技です。筆記試験に近いですね。
囲碁や将棋なども個人と個人の戦いですが、大前提として対戦相手がいるので、ちょっと違うかんじがします。
個人回答型のペンシルパズルは、回答者同士での、いわゆるコミュ力をまったく問わないのです。
純粋に問題と向き合うもので、いわば出題者との真剣勝負ともいうべき競技なのです。


数年前おじゃました日本パズル選手権。
競技中にまわりの人とは一切話しませんでした。
後ろの人の声も、隣の人の声も、とうとう一回も聞きませんでした。


そして大会後には懇親会がありました。
常連さんや主催者の方々から声をかけてくださって、子どもたちともども楽しい時間が過ごせました。
レクリエーションで早解きパズルがありましたが、私の正答率は半分でしたが、全問正解を叩き出す猛者たちもいました。



選手権本番では、会場じゅう、純粋にパズル解きたい人だけ集まって、パズル解く仲間はできたのか?ほしかったけどできなかったのか?いらないのか?
競技中にはそんな風に思ったくらい、皆が集中していたのと対照的な空間でした。
そんな極端さがおもしろかったです。



作問してくださった方々、ある意味上位回答者のはるか高みの存在なのですが、こちらもとても素朴な人が多い印象です。
派手で押せ押せな人はおらず(or目立たず)
淡々と語る人が多かったです。



主催者側にはパズル作家が主なのですが、変な階層意識もなく、素朴な人が多かったです。
おもしろい集団です。




パズルの世界は幅広い



最近のパズル雑誌は専門誌が多い印象です。
ナンプレならナンプレだけ。
クロスワードならクロスワードだけ。


昔あったパズラーは色々なパズルや創作パズルのてんこ盛りでした。


今回行われた日本パズル選手権も色々なパズルのてんこ盛りです。



私の感覚では、お絵描きロジックのみとか、スケルトンのみとか、漢字パズルのみの雑誌は物足りないのです。
トライアスロンの完走が目標なのに、自転車しかしないようなものです。
いろいろな新しいパズルに触れて、いろいろな方向に思考を伸ばしたい。
子どもにもいろいろな考え方、ひらめき方に触れてもらいたい。
そう思います。



日本パズル選手権の過去問もサイトでダウンロードできるので、ぜひご覧になってみてください。
現段階では今年の問題はパスワードがかかっているので見れないようです。過去問は大丈夫なはず。



「パズラー」は廃刊してしまいましたが、
新しく総合パズル雑誌 「パズラバ」 がひっそりと発売されています。



店頭には売ってない希少本・・・。
ステイホームのお供にいかがでしょうか?



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