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子どものお手伝いで『お風呂そうじという労働』より『きれいな温かい湯にすぐ入れる場作り』の方が価値があることを学ぶ - ちま母は娘たちとアタリメパズルがしたい

子どものお手伝いで『お風呂そうじという労働』より『きれいな温かい湯にすぐ入れる場作り』の方が価値があることを学ぶ

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長女・いちこが追い炊きの設定を確認せずスイッチを入れたため、うっかり熱々のお湯にするところでした。

主人から、
仕事をするときは「何をするか」ではなく、「どんな完成形にするか?」
を考えるよう促されていたので、会話をまとめたいと思います。

お風呂の用意は子どもの仕事

子どもに自分の仕事を持たせるようにしてます。
今は長女と次女が分担してお風呂の用意(掃除〜お湯張り)をしています。

ここで前提を説明。
うちはお風呂用の浄水器をシャワーヘッドに取り付けているため、シャワーでお湯をため、その後追い炊きをしています。

子どもと私が入ったあと、最後に主人が入るのでたまに追い炊きが高い温度のままになっていることがあります。

やる気アップのために、スタンプカードも作りました。
スタンプが7個たまったら、主人から報酬(お小遣い)がもらえます。
お小遣いをためて、月1回のアナログゲーム会のあと、行きつけのおもちゃ屋さんで好きなおもちゃを買うのが子どもの楽しみみたいです。

※ これは次女・によの分。
クリアファイルを切って渡したら、オリジナルデザインになってました。

追い炊きが44度事件(設定を直さなかった)

ある日、長女が入れたお風呂の追い炊きが44度のままだったことがありました。

前日、主人が使ったままの温度設定になっていたのですね。
追い炊きが終わる前に止めたのでなんとか入れましたが、
あやうく入れないほど熱々のお湯になるところでした。

子どもはお風呂の用意をする前後はリビングで遊んでいるので、なるべく早く遊びに復帰したいのです。
なので、追い炊きの温度設定まで目がいかなかったのでしょうね。

遊びを中断してでもお風呂の用意をするので、そこは評価するところですが。

今までお風呂の用意をしてもらっている中で決まったルールがあります。

以前、遊びに夢中になりすぎたあまりお湯を止めるのを忘れ、お風呂があふれたことがありました。
それから、『お風呂をためすぎて溢れたら、スタンプカードにスタンプ押せない』というルールができました。
ようは『お湯を止めるところまでが風呂の用意』というわけです。

上記のようなルールがあるので、今回の『追い炊き44度事件』もそれにあたるのでは?と主人に判断を仰ぐことに。

主人「いちこさん、追い炊きした時、温度が高かったらしいよ。気付いていた?」

長女・いちこ「気付かなかった。」

主人「多分、このままの設定温度まで追い炊きしていたら、水でうめないと入れなかったと思うよ」

長女・いちこ「うん」

主人「お風呂の用意は『みんなすぐお湯に入れる』が目的だよね」

長女・いちこ「うん」

主人「熱すぎても冷たくてもすぐ入れないよね。わかる?」

長女・いちこ「わかる」

ちま母「(本当にわかっているのかな?)・・・」

長女・いちこは、他の姉妹に悪いことをした時、プライドがじゃまするせいか、
長女・いちこ「(唐突に)ごめんねっ」
と謝り、
長女・いちこ「さっきごめんっていったじゃん!」
ということがたまにあります。
(子どもあるある)

「謝る」というのを「ごめんと言う」と理解しているようなのです。

相手に聞こえていなくても、こちらの態度が謝る態度でなくても。
相手に気持ちが届いたかとかもどうでもよくて。

そんな長女・いちこさん。
どんな理解をしちゃっているのか私はわかりませんでした。

なので、こんな横ヤリを・・・。

ちま母「(本当にわかっているのかな?)・・・。いちこさん、知っていることに例えてみて?」

長女・いちこ「??」

主人「(?!無茶振りだな。フォロー入れないと)
じゃあね、『おかいもの』に例えてみて」

長女・いちこ「あーうん。おかいものを頼まれて買ってきたら、冷蔵庫のものは冷蔵庫に入れるとか」

主人「いいね!頼まれたのはお買い物だけど、出しっ放しにしておいたら傷んでしまうからね。」

長女・いちこ「時間がないのでおかいものを頼まれたようなら、お料理もしておくとか」

主人「いいね!これはわかっているね。」

ちま母「わかっているね。」

主人「例え話だけど、お買い物を頼まれた時に買い物だけして出しっぱなしにしておいて『買い物は済ませましたよ?(頼まれたことだけやった)』という大人も多い。
仕事も「お風呂をためた」よりも「快適なお風呂にすぐ入れる状態にした」のほうが価値が高い。
気をつけることは多くなるけどね」

相手によっては『しょんぼりして見せる』ことも大切

話はちょっとそれて、、、

主人「あと、大人二人に囲まれて、自分の意見を言えることはすごいことだよ。
怒られているようだ、と萎縮してしまう子も多い。」

長女・いちこ「うん、いちこはね。ぜんぜんだいじょうぶ。」

主人「解決策をたんたんと言えるのは良い。うちでは評価する。けど、他の大人の中にはしょんぼりして見せた方が満足する大人もいるので把握しておいて。」

長女・いちこ「うん」

主人「大人の中には体が大きくなっただけで、今のいちこより子どもな大人も多いので、
大人は無条件に優れていて人格ができていると思わないように」

長女・いちこ「うん」

ちま母「しょんぼりするときは、しょんぼり見せて、心の中で舌を出すくらいがちょうどいいよ。」

長女・いちこ「うん、わかった」

翌日から設定温度を気にしてお風呂を用意した長女・いちこさんでした。

(著者注)主人が温度設定を変えたあと、元に戻してくれればこんなことは起きないのですが、そこはパワーバランスで言ってはいけないことになっています。
(言ったところで実践してくれるとは思えないし)

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