【否歯科医監修】
※ この記事は歯科医監修ではありません。が、歯科医も医師と同じく専門家です。専門家同士の主義主張の違いはよくあることです。この記事は私が直接、複数の歯科の先生から聞き、複数の歯科医が同じ主張をしたものを中心にまとめてあります。
子どもの虫歯は親の責任?
子どもの歯。
小さいうちはまだ上手に歯みがきができないのが当たり前なので、子どもが虫歯になると親のせいです。
ストレスを抱えている人も多いのではないでしょうか?
三姉妹を抱える私も子どもの歯の衛生には敏感です。
できれば虫歯などのトラブルは避けたい・・・。
そう思って、歯科健診に定期的に通ったり、フッ素塗布をしてもらったり、人一倍歯の健康には気を使ってきたつもりです。
歯科医に言われ、目からウロコが落ちたこと
今、子どもが通っている小児歯科の先生に、「フッ素塗布とMIペーストとそれ以外、どれがいいんですか?」と直球の質問をぶつけたところ、
「お母さん・・・。心配する気持ち、何かしてあげたいという気持ちはわかるけど、
『足すこと』ばかり考えないで、『引くこと』を考えましょうね」
と言われ、目が覚めました。
たとえどんなに良い薬を塗布したとしても、口の中に食べかすや歯垢が残っていては意味がありません。
その先生は 歯ブラシやフロスを毎日しっかりすることで、十分虫歯予防ができること、 歯ブラシがおろそかな状態でフッ素やMIペーストを塗っても虫歯になるときはなることを教えてくれました。
子どもの虫歯に過敏になるあまり、肝心なことを見落としていた私は「足すこと」はやめ、「引くこと」を毎日コツコツ続けていく決心を固めたのでした。
今は三姉妹の歯のメンテナンスをこのようにしています。
三女:1歳児:自分歯みがき→仕上げ磨き
次女:5歳児:自分歯みがき→仕上げ磨き(歯ブラシ・フロス)+定期的にシーラント
長女:小学校低学年:自分歯みがき→仕上げ磨き(乳歯用歯ブラシ・永久歯用歯ブラシ・フロス)+定期的にシーラント
※ シーラントは食事や歯みがきではがれるみたいです。はがれた状態で放っておくと、そこから虫歯が進行するようです。シーラントをするときは、定期的に歯科健診に通う覚悟を決めましょう。
歯科の先生に指摘されて、生活習慣や子どもが使うイスなどをちょっと工夫しました。後日まとめたいと思います。
(例:食事を食べる時のイス、耳鼻科に行って扁桃腺を診てもらうこと、などなど・・・)
三女:1歳児。歯ブラシを噛んでしまう期。
まだ「あーん」や「いー」が思うようにできず、歯ブラシを噛んでしまう。
嫌がってそっぽを向くことも。
自分歯みがきでは座っていられず、歯ブラシをくわえたまま歩き回る可能性大。
自分歯みがき
ネックが曲がるので、のどや目を突きにくそう。リスクは低い方がいい。
持ちやすい太さ。
仕上げ歯みがき
ミッフィーちゃんの仕上げ磨き用
歯ブラシを噛んでしまう月齢。某し◯じろうの歯ブラシを一回でダメにした子どもを知っています。一回ガリガリ噛まれたくらいで開ききるようだと話になりません。
この歯ブラシは毛のしなやかさが抜群で多少噛まれても耐えます。それなのに毛先は決して硬くありません。柔らかめです。
少し高めの価格帯と感じる。
赤ちゃんを持つ友人の手土産に添えることも多いです。
次女:乳歯のみ。「あー」や「いー」ができる期
年少さん、年中さんにもなってくると「嫌がって噛む」ということは減ってきます。「あー」や「いー」も自由自在です。
口内が広くなり磨きやすくなる月齢ですが、体質によっては口内が狭いままのお子さんもいると思います。
コンパクトなヘッドの歯ブラシを選んであげたいですね。
だんだん歯間が狭くなってくる頃だと思います。(なぜでしょう?)
フロスをしないとすぐ歯間に虫歯ができるので注意です。
自分歯みがき
GUM ミッフィーちゃんの乳歯用
毛先がしなやかで丈夫。まだ噛んでしまう時にこれにしたまま、ずっとこれを使っています。(毛先が開いたら替えています)
コンパクトなヘッド。
透明なボディーが乙女心をくすぐるようです。まるで宝石が歯ブラシになったような・・・。
嬉しい4色展開。長女との取り違え防止のため、次女の場合、ピンク、オレンジがパーソナルカラー。(写真では黄色に見えますが、実物は赤よりのオレンジです)
デンタルフロス
自分ではY字を使っているので、やはりY字の方が使いやすいです。
お尻が尖っているのが多いデンタルフロスの中で、珍しく尖っていないタイプ。
次女はまだ、急に動くことがあるので、安全を考えてとがっているところがないものを選んでいます。
完全にヒモのタイプは歯科医からオススメされたのですが、スキル的に無理でした。
こういうやつです
↓
長女:小学校低学年。乳歯が抜けはじめ、永久歯がはえかけ期
★ 新しい記事があります→生えたての永久歯は特に注意!歯ブラシを選ぶポイントとおススメ3選
永久歯が生えはじめ、虫歯がより一層怖くなる時期。(もちろん乳歯も虫歯にならないほうがいいんですけど、 後がない感が違いますよね)
生えはじめの永久歯はまわりの刺激に敏感なんだそうです。長女はまるで知覚過敏のように「歯ブラシがあたると痛い!」と騒いでいました。
もうすっかり歯ブラシを噛むことはないので、耐久性はそこまで重視しなくても大丈夫かもしれません。
そろそろ電動歯ブラシに移行してもいい年齢かもしれません。
自分歯みがき
GUM ミッフィーちゃんの乳歯用
毛先がしなやかで丈夫。
嬉しい4色展開。長女はこの歯ブラシのエメラルドグリーンが大好きすぎて、毎回取り替えるたびにこれをリクエスト。
次女との取り違え防止のため、長女の場合、エメラルドグリーン、ブルーがパーソナルカラー。「エルサ色・・・(瞳キラキラ)」なんだそうです。
デンタルフロス
もうあまり暴れない月齢なので、あえてお尻がとがっているものをチョイス。奥歯(永久歯)が生えかけた時に、歯茎が歯にかぶさってしまい、歯ブラシでは歯が磨けない事態になってしまいました。
歯科受診し、事なきを得たのですが・・・。それからは歯と歯茎の間を、このデンタルフロスのピック部分で食べカスを優しくかき出しています。
Y字のフロスの中で比較的お手頃価格。
小学校低学年の生えかけてきたデリケートな永久歯専用、超柔らかい歯ブラシ
生えかけの永久歯はとってもデリケート。ふつうの歯ブラシでは痛く感じることも。
歯を優しく包み込む大量の柔らかい毛。
歯ブラシにしてはかなり高価(1本1000円ちょっと)。もったいないと感じるか、必要なものと感じるかは主な育児者の考えしだいでしょう。
生えかけの永久歯はとってもデリケート。
今まで歯茎に守られていたため、刺激に慣れていません。ふつうの歯ブラシでふつうに歯みがきしているつもりでも痛く感じることもあるのだそう。
それでも歯みがきをしないと、せっかく生えた永久歯をさっそく虫歯にしてしまう可能性があります。
そんな時に歯科医に勧められたこの歯ブラシがとても柔らかく、包み込むようにみがけるのでとても良い実感がありました。
歯ブラシにしてはかなり高価ですが、もうあまり噛むこともないのでいいかなーと思って使っています。
そしてそれだけの価値があります。
永久歯は替えがきかない大事な歯。守ってあげたいですね。
電動歯ブラシと子ども
ある程度の齢になったら電動歯ブラシを導入したいです。
電動歯ブラシは口内の汚れを落とすのはもちろん、歯茎のコンディションも保ってくれる働きがあります。
ただし、音と振動がするので、小さい子どもには恐怖の対象です。トラウマでも持たれるとその後の導入がとても大変になるので、あまり小さい子には試さないほうがよさそうです。
歯みがきを自立する年齢に習慣的に電動歯ブラシを使えるようになればいいので、永久歯が何本か生えそろい、ある程度の刺激にも耐えられるようになったら練習すればいいんじゃないかと思います。
パナソニック ドルツ
替えブラシが安いのが特徴。(色々な形があり、1本120円~500円ほど)
今私が使っています。子ども用の替えブラシは用意してあります。
下の電動歯ブラシよりネックが細いので、口が小さい人におすすめ。
充電器がストレスフリーです。下の2機種は『充電器の上に倒れないように立てる』必要がありますが、ドルツは『充電器のリング部分に刺す』ので、倒れる心配がありません。
ソニッケアー
以前使っていたのですが、単身赴任に就く主人に持たせました。
強さが選べる機種があり、振動にびっくりする子どもにはそういうほうがいいんじゃないかなと思います。
替えブラシが高いので、多分噛まれたら泣く。(1本1000円ちょい)
コンパクトヘッドを選ぶと幼稚園生くらいなら仕上げ磨きに使えそう。
ネックはドルツより太いですが、子どもの仕上げ磨きに使う分には問題ないかと。
(電動歯ブラシで自分歯みがきをする人で、口を閉じて磨きたい人には太く感じるかも)
ブラウン オーラルB
私は最近かかりつけの歯科を替えたのですが、その『変更前の歯科医』と『変更後の歯科医』が自宅で使っているとのこと。
『変更後の歯科医』は「うちは3歳の子どもの仕上げみがきに使っています」と言っていました。
おなじみの包みこんで磨く歯ブラシです。
私は使ったことないので使用感はわからないのですが、歯科医的にも良いらしいです。
替え歯ブラシの価格もソニッケアーの約半額、ドルツと同価格帯なので、次買うときはブラウンかなーという感じです。
(1本200円~700円ほど。Amazon調べ)
『歯科医が自分のために使っている電動歯ブラシ』というのは安心感がありますね。
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