ロシア渡航前(レンタカーを借りる気マンマン)
ロシア人ママの帰省に同行して数日のベルゴロド滞在中、一緒に行動する予定でした。
プロホロフカ戦車博物館や村?など公共交通機関がないところへ行く予定もあったのですが、人数の関係でロシア人ママ一行と同じ車には乗れない。
レンタカーがあると便利だねという話になってました。
タクシーもあるけど高いよね、と。
というわけで準備したもの↓
国際免許証(県の免許センターに行ったら3時間くらいでとれた)
ロシア人ママにレンタカー会社に必要な書類を問い合わせてもらった
→ベルゴロドでは国際免許証があれば、貸してくれる様子。保証金は必要。
(もしかしたら、ロシア人ママが身元保証人みたいなのを引き受けてくれていたのかもしれないけどわかりません)
ロシアに到着!でも・・・
レンタカーがあれば便利だろうけど、そこは馴染みのない外国。
そもそもすぐ運転する気にはなれず、様子をみてからと思ってました。
・・・
なんかもう、全然、日本とは勝手が違う!
・車間距離が狭い
・クラクションすごい
・ギリギリを割り込んでくる
・スピード早い
・加速早い
・馴染みのない標識
・馴染みのない交差点
・雨が降ると道が水たまりだらけ
・大通りの脇にある側道が充実。ナビでは追いつけない近道が多数。
・駐車場が狭い
・右側通行
言葉は悪いんですが、東南アジアかと思いました。(ごちゃっと感が)
東日本在住の私が体験した中で一番怖い思いをしたのは岐阜県ですが(異論は認めます)、その比じゃない。
もうあっという間に心が折れて、
「タクシーでいいよ、もぅ・・・」
「いや、タクシーでお願いします!!」
という気分に。
ロシア人ママさんにはいろいろ問い合わせてもらっていたので心苦しかったのですが、心が折れたのでタクシーを使いたいことを伝える。
そこで教えてもらったのが、
iPhoneアプリ「ヤンデックスタクシー」!!
このアプリ便利すぎです!
iPhoneアプリ「ヤンデックスタクシー」
iPhoneアプリ「Yandex.Taxi(ヤンデックスタクシー)」は日本のAPP storeからもダウンロードできます。
[appbox appstore 472650686]
まず乗り場を指定(現在地でいいならワンタップでOK)
すると近くをうろつく空きタクシーを表示してくれます。
Whoops! It looks like you forgot to specify your html tag. 目的地を指定。英語入力も可能。
すると金額が表示されます。
この表示された金額からずれて請求されることは、自分が体験した限りなかったです。乗る前に金額がわかるのは安心ですね。
ベルゴロドではこの時表示されるタクシーは一つだけだったので、気付かなかったのですが、モスクワで使った時は少し事情が違いました。
タクシーのグレードが選べるのです!
エコノミー、コンフォート、ハイグレード、乗合・・・
モスクワの中心地で呼んでみた時は6種類くらい選べて、価格がすべて違いました。
まあ、迷わずエコノミーでいいでしょう。
(乗合だと思った理由はイラストからの推測なので、違っているかもしれません)
グレードを選び、価格が決まったら、タクシーが呼ばれます。
最初に表示されてたタクシーが来ることはめったになく、『さっきのは一体何だったのだろう』という気分ですが、それで来るのが遅いとか、困ることはなかったです。
乗り場まで何分で来るかが表示され、来るタクシーのナンバーと車体の色が表示されます。そして、地図上をぬるぬるタクシーのイラストが動いてきます。
タクシーが近付いてくるたびに、マップも勝手に拡大されていくので、
近付いてきた!
あと一角曲がったら来る!
停まったから、信号待ちかな?
など、事細かにわかります。
これを見てるだけでも楽しいです。
デパートの駐車場など、乗り場の近くまで来ると、運転手さんが「ここまで歩いて来られますか?」という指示を出すことがあります。(これもロシア語がわからなかったのでイラストからの推測です)
ボタンが3つ出てきて、「そこまで歩いていきます」と「通話」と「チャット」が選べます。
このアプリのすごいところは、呼んだタクシーの運転手さんと通話やチャット(メール)ができるところです。通話はロシア語があまり堪能ではない私には身に余るものでしたが、(ロシア人ママは活用してましたが)、
このチャットが便利すぎでした!
日露の翻訳を勝手にしてくれるのです!
ロシア語会話ができない身としてはありがたすぎました。
大雨の日、傘もない中、子ども連れでタクシーを呼んだら(この時、ロシア人ママさんとは別行動)、
タクシーの運転手「(駐車場に着いたので)こちらまで歩いて来れないか?」という指示が来ました。
そこで私はチャットで「私たちは子どもを持っています。あなたは迎えに来るべきです」(原文ママ)と入力したら私たちが待っているところまで迎えに来てくれました。天気も悪かったし、子どもも疲れていたので本当に助かりました!
機械翻訳のポイント
日本語は主語や目的語が略されることが多いです。英語をはじめとする外国語にそのまま翻訳すると間違って伝わることがあるので、そのへんを全て入力すると誤解が少ないです。日本語的には変になりますが。
いっそのこと英語が出来る人は英語で打った方が誤解がないんじゃないか・・・?と思います。(勝手な推測です)
タクシーの運転手さんにはこちらの情報が一切伝わってないので(名前や電話番号)そういう意味でも安心ですね。
タクシーを呼ぶ時など、互いに通話した場合に着信履歴に番号が残るみたいです。
タクシーに乗り込む時には運転手さんに(アプリに入力したのと同じ)目的地を言ったり、ヤンデックスタクシーの画面を見せると安心するようです。
日本で「ヤンデックスタクシー」を使ってみた
google翻訳に突っ込んでみると、
「東京都はまだサービスでサポートされていません」
とのこと。
そりゃあそうかー。
めっちゃ便利だったし助かったので、頑張ってもらいたいと思います!
初乗り運賃がない?!ロシアのタクシー
一度、呼んだタクシーから「(目的地が)近すぎるからやだ」という内容の電話が来たことがあります。
その時はタクシー運転手の言いたいこともわからなかったし、チャットで対応しようと思って慌てて電話を切ったのに、すぐ掛け直しがあったため、慌てるしかない状態でした。
その時はちょうど宿泊中のベルゴロドのホテルのエントランスにいたので、フロントのお姉さんに、「なんて言ってるのか教えて!」と助けを求めました。
(フロントが英語ができるホテルを選んだのは正解だったな!と思ったものです)
そこで初めてタクシーの運転手さんが「目的地が近すぎるから、それくらい歩いたら?」と言っていることを知りました。
「夜だし、子どもがいるので、お願いします」と伝えてもらい、来てもらいました。
タクシーの運転手さんが文句を言った理由は推測するにこんな感じです。
ロシアのタクシーは「初乗り運賃がない」ようなのです。
東京だと一度乗ると700円とかかかりますね。なので、『短距離乗せて下ろす』を頻回にやる稼ぎ方が可能です。
しかし、ロシアのタクシーの場合、距離に応じた課金になるようなのです。
車で15分くらい走って120₽(だいたい220円)とすでにお安めなのですが・・・。
この時は1kmなかったので99₽・・・。多分最低価格だったのでは?
それよりも近すぎてやる気が出なかったのかもしれません。
すいませんとありがとうの意味を込めて、ちょっと余分に渡しました。
(おまけ)ヤンデックスを使わなかった場合
ちなみに宿泊したホテルでタクシーを呼んでもらったことが1回だけあるのですが、距離もロクにないのに200₽とられました・・・。
最寄りの駅までだったし、もっと遠いところに120₽で乗せてもらったこともあるのに・・・。
完全に観光客価格でした。ご愁傷様でした。
(110₽くらいが妥当だったと思います)
ロシアは小銭が少ない&どうやらチップの習慣がないらしい
このタクシーの運賃。実は123₽というように一桁ルーブルまで決まっています。
しかし、この国、慢性的な小銭不足なのです!
タクシーの運転手も例外ではなく、小銭をたくさん持っていません。(用意するという発想もないようです。「そういうもの」なんでしょうね)
上記の123₽の時、5000₽を出したら、「細かいのない?」と言われ(ジェスチャーでわかった)
500₽を渡したら380₽返ってきて「あとはいいよ」と言われました(これもジェスチャーで)
「運転手さん、損しちゃうじゃん!」と思い、慌てて80₽返したのですが、それがロシアのマナー的にどうなのかはわかりませんが(ロシアはチップの習慣がない、とも聞くので)、その運転手さんは非常に喜んでくれて互いに良い雰囲気になりました。
ロシア人の笑顔は強烈です。ズキューン!です。笑顔が見たい人は多めに渡してもいいかもしれませんね?
エアコンを使ってくれる運転手さんは貴重なので、個人的には包みたいところ。
自分たちが夏行ったので、だいたいのタクシーの空調設備は窓でした。
(冬はそういうわけにはいかないんでしょうね)
ピッタリ払ったり、キャッシュバックがなくても特に嫌な思いはしないです。(チップが当たり前の国だと、態度が悪くなったりすることがあるようです。)
子どものためにチャイルドシートを出してくれたり、子どもの首にシートベルトが絡まない用具を用意してくれたり、エアコンを使ってくれたり、こちらが「うわー!ありがとう!」という気分の時には多めに置いてきました。
どの運転手さんもとても喜んでくれたので、
むしろ「チップあげるのって少数派なのでは?」と不安になったものです。
チップといえばホテルの部屋に置いてきた枕銭が忘れ物扱いをされてました・・・。(ベッドサイドの棚に置きっ放しになっていた)
この国は本当にチップの習慣がないようですね。
翌日、お手紙を添えておいたら、ようやく回収されました。よかったです。(о´∀`о)
国際免許証は使わなかった
ネットでは国際免許証?と日本の免許証があればいいとか、日本の免許証の翻訳?が必要という事ですが、結局使わなかったし、警官にも呼び止められなかったのでそのへんは不明。
ベルゴロドでレンタカーを借りるには国際免許証(と保証金)があればいいらしいです。
(レンタカー会社によって違うことが考えられるので、個別に問い合わせてください)
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