場に置いてあるキラキラした宝石たち・・・。
うちはみんな女の子なのでどの子も宝石には目がなく、宝石を見る目が宝石のようになっています。
ごっこ遊びに使いたいみたいですが、絶対なくなる!ので禁止ですw
ゲームが成立しなくなっちゃう
バッティングの基本ルール
このバッティングは宝石を取り合うゲーム。
場に出た宝石をせーのっで指差します。
指差した宝石は基本的にはもらえるのですが、
もしバッティング(重複)すると・・・
バッティング!!
2人以上で同じ宝石を指差してしまうと、誰ももらえません。
ターンが進むごとに宝石は上乗せされていくので、
バッティングし続けると場の宝石が山盛りになり、どんどんバッティングしやすくなります。
みんな宝石はほしいですからね。
ブラフとガードシステム
自分が指差さなければ相手が取るかもしれない。
自分が差しても相手が差せば取れない。
それなら別の場を指差して少量でも確実にゲットしていくか?
しかし、自分が差さなければ相手がゲットしてしまうかもしれない。
ジレンマです。
さらにコミュニケーションゲームでもあるので、
「私はここ取るから、あなたはこことって」などの協力プレイを要請することもあります。
と、見せかけて相手の場の宝石を取ったりするのも戦術です。
協力プレイを装って、裏切って宝石を効率よく取ることも考えられます。
「◯◯ちゃんの宝石、いっぱいあるなあー。取っちゃおうかなー?」とガードさせておいて、別の宝石を取る、
なんてことも。
もともと私はアナログゲームの目的をコミュニケーションとブラフだと思っています。
私は「嘘をつくのはよくない」と教わって育ったため、嘘は苦手です。バカ正直というやつですね。
人を傷つけてでも嘘じゃないから正しい・・・。
損するけどそれが真実だから仕方ない・・・。
何度も損する局面や誤解をされる局面に当たりましたが、子どもの時の刷り込みはなかなか解消されないものです。
子どもにはブラフにファミリアになってほしいという思いはそこから出てきました。
成功率100%のガードシステム
そんなブラフありのコミュニケーションゲームですが、
にもかかわらず、ガードシステムが優しい。
なんと成功率が100%!
これは子どもにはうれしいルールです。
まだ自分の場にある宝石は他のプレイヤーに取られる可能性がありますが、
ガードをすると場にある宝石が自分のものと確定して、取られなくなります。
ただし一回休み。(さんこ曰く、バッテング)
大人にしてみたら、ガードは成功率が100%なのは難易度を下げすぎ、と感じる人もいるみたい。
ですが、1ゲームあたりのターンが少ないので、勝とうと思うと一回休みはペナルティーとして効くのかも。(これは仮設)
さんこの好きポイントは、、、ガードした次のターンは一回休みなのですが、その時、自分の陣地カードを裏返して「バツ」にします。どうやらその「バツ」が好きなんじゃないかと。ゲーム名も本人は「バッテン+ing」だと思っている様子ですし。
(バッテングと呼んでるので)
ガードしたら、
さんこ「バッテング!」
得点の数え方
色によって点が違います。
赤3点、黄色2点、青1点
ここまではよくありそうな点数計算です。
赤黄青が1個ずつそろうと10点です。
さらに、白色(透明)の宝石の数え方が秀逸。
白1個で1点、
白2個で4点、
白3個で9点・・・
と言うふうに、二乗で増えていきます。
赤青黄を集めるか白を集めるかで方針が分かれそうですね。
2人対戦の特別ルール
2人対戦の場合、少し特殊なルールになります。
右手を一人、左手を一人とカウントします。
右手と左手を他人として扱うということです。
でも、右手と左手は脳みそは同じなわけだから、バッティングさせないように指差すことは可能だし、やってOKです。
二人対戦の基本ルールでは、右手か左手の点数が低い方が得点になります。
(右50-左10なら10点ということ)
なぜ低い方かと言うと・・・
例えば、両手で宝石を集め、左手で右手が集めた宝石をゲットすれば効率よく宝石が貯められますが、それを防いでいるルールと言えます。
子どもと対戦する場合のハンデのつけ方
子どもの得点は、
・初心者:右手と左手の合算(右50-左10なら60点ということ)
・初級者:右手と左手の点数が高い方(右50-左10なら50点ということ)
というふうにアレンジするといいかもしれません。
アレンジするときは、ゲームが始める前に詳細を決めておきましょう。
『後出し野郎』と思われると子育てのなにもかもがうまくいかなくなりますからね。
三姉妹それぞれのプレイスタイル
宝石を取るのに夢中になっていると、ガードを忘れ、横取りされてしまうことがあります。
4歳・三女は横取りされすぎて、すねてしまいました。
小2・次女はルールを熟知して、人の陣地の宝石を遠慮なく取ろうとしますし、赤青黄を優先的に集めようとします。
小4・長女はブラフと協力プレイを駆使して渡り合うので、私よりコミュニケーションゲームに長けてると思います。
「私、白集めてるんだよねー。おかあさんの宝石取っちゃおうかなー?」
「なにをー!(ガード)」
「ニヤリ」
その全てがブラフという・・・。
年齢的に年長さんくらいからは一人前に渡り合えるようになるんじゃないでしょうか?
数が数えられる必要もないし、難しいルールもありません。
ターンを回すくらいなら、どんどんできると思います。
かけ声は誤解のないものを
うちでは「せーのっ」「ハイ」と指差しますが、
違う文化や年齢層の人とだと、うまくいかないこともあるかもしれません。
行きつけのおもちゃ屋さんでは「最初はグー!じゃんけん」「ホイ!」が一番誤解なくできたと教えてくれました。
うちもしばらく前は「どれにしようか」「な!」と指差してました。
誤解がなければどんなかけ声でもOKなのは前提で、みんなわかりやすいかけ声を探していきたいと思います。
提案あったら家でやってみるのでコメントください。
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