主人が久々に単身赴任から帰ってきました。
だいたいは家族五人で過ごすことが多いのですが、意図的に主人と長女二人だけの時間を作るようにしています。
習い事のない日曜日の午後。
お昼ごはんを食べた後、次女と三女は私と家で遊ぶという名目で、主人と長女だけで、おでかけしてもらうことにしました。
主人はなるべく色んな体験をしてほしいと考えているので、
今までしたことない体験、
行ったことない場所をなるべく選んで出かけることが多いです。
(私はいつもの公園、いつもの遊び場に連れて行くことが多いので、たまに衝突します)
主人が連れて行ったのは・・・
この日、長女・いちこは初めてマンガ喫茶に入ったようです。
高いカウンター、薄暗い店内、暗い中に電気スタンドがあって、本が天井まで並んでいる。
そして、人の気配がするのに人が見えない、といういかにも「大人な空間」に長女・いちこは圧倒されたでしょう。
でも、意外とマンガも漢字が多いのですね。すぐ諦めてしまったようで、アイスクリームを食べて、1時間くらいで退室したみたいです。
まだちょっと早かったのかもしれませんね^^;;
私なら絶対連れて行きませんし、ましてや妹連れでは絶対行かないので、新鮮な体験だったと思います。
その後、映画でも見ようかと、ショッピングモールへ行ったそうです。
しかし、そこまでの道のりが少し長かったため、その道中で長女・いちこは眠ってしまい、起こしても起きなかったようです。
驚いたことに長女・いちこは起こしても起こしても全然起きなかったようです。
結果、車内で2時間強、寝ていたみたいです。
疲れが出ていたのでしょうか?
長女・いちこがようやく起きた時、「ショッピングモール行く?ご飯食べる?」と聞いたところ、「カレーが食べたい!」と言ったそうです。
主人としては『せっかく楽しめるチャンスだったのに、寝てしまったことを後悔しているのでは?』と考えたようなのですが、もはや心がショッピングモールからカレーに動いている長女・いちこを見て、『寝たことを全く後悔していない』と感じたようです。
帰りにカレーがあるファミレスに行ったようなのですが、どうやらカレーがスパイシーらしかったようで、二人してステーキ+ハンバークセットを食べてきたみたいです。
あと、普段食べられないデザートもw
でもメロンフロートの上半分って・・・
それって、アイスクリームじゃないですかー!
長女・いちこが帰ってきた時、どんな感じだったでしょう?
寝てしまったことを後悔?
映画を見られなくて悔しい?
お買い物ができなくて残念?
起こしてくれない主人に怒り?
長女・いちこはそれはもうニッコニコで帰ってきました。
十分昼寝ができ、新しい体験もでき、大好きな食べ物を食べることができて大満足だったようです!
長いことお昼寝をしていたとはいえ、起きている間にお父さんと交わした会話。寝付いた時にパサっとかけられた上着。空調がききっぱなしでポカポカ暖かい車内。いちこを起こさないように静かにそこにいるお父さん。
多分、全てがうれしかったのでしょうね。
長女・いちこにとって普段一緒にいないお父さん(主人)と一緒にいられたというだけで満足だったのかもしれません。
まあ、正直 「何しに行ったのよ!?」とは思いましたけどね。
「主人と長女の二人で過ごす時間」
主人が単身赴任のため、機会は限られるのですが、なるべく 「主人と長女・いちこの二人で過ごす時間」というのを作るようにしています。
目的はいくつかあるのですが・・・
その前に「意図的に二人だけの時間を作るようにした理由」から。
それは、「長女のことを考えて、夫婦二人で相談した結果」なのです。
日々を送る上で、どうしても「下の子が優先されがち」で「がまんさせられがち」な長子の不満を解消するためでした。
・・・
どうしても三姉妹の長女となると、優先度が下がってしまいます。
まだ幼稚園生の次女は、「トイレが一人でできたらほめられる」「脱いだパジャマを洗濯カゴに入れたらほめられる」「くもんやる!と言ったらほめられる(まだ始めていない)」という感じです。妥当なところだと思います。
まだ1歳の三女は、「う●こが出ただけでほめられ」ます。
それを見た長女・いちこは「いいなー、ずるい!」という有り様です。
(本当にうらやましいの??)
う●こをほめられたい7歳児はそうはいないでしょうが、下の子をうらやましがる長子は多いのではないでしょうか?
彼らは世話の手は来ない、できて当たり前、自分でできないといけない、むしろ下の子のサポートするべき。
それくらいのプレッシャーの中で生活しているのかもしれませんね。
わが家も「あまり長女だからってプレッシャーを与えないようにしよう」と思って接してはいますし、「お姉さんだから」は禁句です。
(おじいちゃん、おばあちゃんにも徹底)
でも、「脱いだパジャマを洗濯カゴに入れる」レベルのことができたからって、ほめるかっていったら・・・。
ちょっとそこまではしませんよね?
年上のプライドとかも配慮してしまいますし。
(小学生の子に「パジャマを洗濯カゴに入れられてえらいねえ!」と言ったら、「バカにしてる?」と思う子のほうが多いんじゃないですか?どうでしょう?)
「ささいなことでほめられたい」長女の本心は、「私のことをちゃんと見て!」ということなのでしょう。
そのための「お父さんひとり占め」なのです。
本当は「お父さん、お母さん一人占め」が理想なのですが、私はいつも一緒に過ごしているし、次女・三女の子守もあるので、お留守番です!
(お留守番好き)
まとめるとこんな感じです。
「お父さん一人占め」の時間を作るようにした理由
・いつもは下に5歳児と1歳児がいるので、小さい子が楽しめること前提の遊びが多い。(公園や児童館でおままごと、など)
・普段、下の子が一緒なので、親を一人占めできる時間を作ってあげたい。(可能であれば父母を別の時間にそれぞれ一人占めできるといい)
・お父さん(主人)は激レアな上、他の姉妹にも大人気なので、一緒にいられることへの価値が相対的に高い。
主人が帰省する時しかチャンスがないのであまり頻度は高くできませんが、無理のない範囲で(チャンスがあったらすかさず)実践しています。
あと「色々な理由」から、単身赴任中の主人は 「子どもに大人気」なほうが便利です。
「便利」という表現は物のように見ているみたいなので微妙なのですが、そのへんのニュアンスは感じ取ってください。
いつも子どもたちと一緒に過ごすお母さんからすれば、「身軽な生活が羨ましい」と感じることもなくはないのでしょうが、単身赴任中の主人は子どもに大人気だととても便利です。
尊敬されているとなお良いです。
主人が人気だと便利なこと
・たまの休みに一緒に過ごすだけで良い思い出になる。
・主人が帰ってきたくなる
・「お父さんに言う」が抑止力になる(くもんプリントしない時など)(あまり多用してはだめ)
遠い土地で自活しつつ、仕事をし、いざという時の切り札になるという一石三鳥の主人のできあがりです。
すてきですね!
なぜ単身赴任中の主人が子どもに人気なのか?
単身赴任中の主人が子どもに人気な理由
・普段いないので、特別感がある。
・普段行かない店に連れてってくれる
・普段食べれないものを食べさせてくれる(たまにだからいいか、と黙認)
・普段いないので落ち度が見えにくい
・主人側もめったに子どもと過ごせないので、多少の無理も耐えてくれる(エンドレス高い高い、エンドレスお馬さん、など)
もはや、親戚のおじさんみたいですがw
メリットが多い「子どもに大人気の主人」。
主人の人気を保つために私が心がけていることはたった一つです。
主人を人気者にするたった一つの方法
・お母さんがお父さんのことを尊重している姿を見せる
心がけることはこれ一つですし、これ以上重要なことはないでしょう。
それが難しい時は・・・
もしそれが難しい人がいて、それでも子育てのパートナーは変えたくない人がいたとします。
そんな時は方法の一つとして、マントラを唱えるという方法があります。
マントラは便利です。人の思考は発言に引っ張られるからです。
なので、どんな時でも口に出す言葉には注意したほうがいいのですね^^;
ちょっと想像してみてほしいのですが、 「むかつく」が口ぐせの人がいたとします。
幸せに見えるでしょうか?
その「人の思考は言葉に引っ張られる」現象を利用したのがマントラです。
「いつもありがとう」でもいいし、「たよりにしてます」でもいいのです。
心から言わなくてもいいので、口だけでもいいので、やってみるとまわりの環境が変わってくるかもしれませんよ。
子どもを大切にしたい(けどできない)時も、寝顔に「好き」言ってみたり、起きてる時に「好き」と伝えると、自分の感情も変わってきますよ。
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