一人目の育児をこれから始める人に伝えたいことがあります。
私は昨年三人目を出産しました。
三人目を育て始めて思ったことがあります。これはある種の後悔・・・とも言えるかもしれません。
子どもが一人増えるごとに、だんだん理想のポイントが下がっていることに気付いたのです。
それは良い点もあれば悪い点もあります。
がんばりすぎないこと。
これは確かに重要です。ママが重荷に感じて息苦しくなるようならそこはもっと基準を下げていいと思います。
しかし、一人目の育児は最初の子でしか実践できません。
自分が理想とする子育てをするのは一人目の子で実現するのがいいと思います。
一人目育児の今しかがんばれないことがある。
それは本当のことです。
<一人目の場合>
ポイントとしては、
子どものためになるのは、「ママが重荷に感じずににこやかに過ごせる育児」だと私は思います。多少手抜きでもいいんです。ある基準以上の不衛生や危険がなければ。
理想とする子育てを実践するのはママ自身のため。
もし「子どものために」自分を殺して我慢して子育てをしていると考えている人は、考えを改めたほうがいいと思います。それは自分のためであると割り切ることが大切です。
なぜ理想とする子育てをする必要があるかというと、自分の経験、蓄積になるからです。
それは「アメリカに住んだことがあります」「研究職で働いたことがあります」のような、自分の経験、重みにつながるから。
子育ては給料がもらえないので、ピンとこないかもしれませんが、れっきとした労働です。しかも 相当にクリエイティブです。
そして、ピンキリです。
なげやりに見て見ぬ振りして育てた場合と、全力でぶつかって悩んで育てた場合では、結果が変わってきます。子どもだけではなく、育てた親も成長するためです。
なぜ一人目で実践する必要があるかというと・・・。
それは単純に二人目が産まれると時間がなくなるからに他なりません。
さらに衛生や危険判断の基準が上の子の基準にシフトして、簡単に言うと「甘く」なります。
「一人目のときはいつもカリカリしていて余裕がなくて、怒ってばっかり。かわいい時期があっという間に過ぎてしまった。」と後悔する文言をよく目にしますが、私はそう思いません。
子育てで右往左往したことはすべて自分に蓄積され、達成感も後悔も今の自分のためになっているということを認めたほうがいいと思います。
<三人目ともなると手抜きは常習化>
(落ちたおもちゃを拭かないことにした場合、落としたことを褒められるほうになります。これが前進か後退かは難しい問題ですね)(※過度に汚れた場合は拭いています)
三人目を育てていて、 「まあいいか」と思うことがめちゃくちゃ多いです。
未熟なりに細かいところまで真剣に考えて子どもに向き合っていた、一人目子育て時代を懐かしく思うのです。
★ おしらせ ★
最近、いちこの進学先が決定したので、いちこ入園から今までの経緯をまとめています。
内容としては、英語教育についてわかりやすくまとめられるといいな、と思っています。
何回かに分けてシリーズ化して公開する予定です。
しばらくお待ちください。
ちま母
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