家にある本の量で子どものIQが決まるとか、
たくさん読むと学力が上がるとか、
そういう噂がまことしやかにささやかれてますね。
私はその考えには懐疑的なんですが・・・。
(本の量が重要なのではなく、家庭内での教育への関心が高いから本をよく与えるのでは?たくさん読むと学力が上がるのではなく、学力が高いから難しい本もたくさん読めるのでは?という考え方もできますね)
でも、子どものうちにたくさん本に触れておいたほうが
今後の人生において『良い』、『損はない』という意見には賛成です!!
読書習慣がつくとなお良いです!
長女・いちこ・6歳3ヶ月
次女・によ・3歳9ヶ月
といったわけで、子どもにはなるべく早く字を読めるようになってほしくて『くもん』をさせていました。
字がスラスラ読めるようになると、すごいですよ!自分で本を読もうとします。
読み聞かせは別の意味で大切なので毎日してますが、
私が手が離せない時など、長女・いちこに「ちょっと待ってて」と伝えると、
黙読を始めます。
(次女・によはまだ音読しないと理解できないようです)
そんなある日、主人から「子ども向けの全集を置きたいんだけど」と話がありました。
そこで思い出したのは自分が子供の頃。
私も幼少の頃も全集が家にありました(当時ブームだったんですかね?)。
しかし、全部なんて読まず、お気に入りの2冊くらいを繰り返し読んでいました。
今、親の立場になってみると、もったいなかったなあと思います
。
だから「1冊ずつ集めて、お気に入りをコレクションしたほうが効率的じゃないか?」と質問して見ました。
すると、
主人「たくさんある中から自分で選ぶのが大切。
全部読みなさいと強いる必要はない」
私「そうなんだ。じゃあ置こうよ」
主人「ほっ」
(「全集なんてかさばるからダメ!」と怒られることも覚悟したらしい。)
ということで、全集を買うことは決定。
あとは何を買うか・・・。
子どもを幼稚園に送ったあと、
主人と一緒に近所で一番大きい本屋に行きました。
意外と種類がある「子ども向け文学の全集」・・・。
どう選んだらいいのやら・・・。
・ひどい内容の場合、結末がぼかされていてもいい。
(レ・ミゼラブルの結末は「ここから先は大人になってから大人向けを読みましょう」でした。これはアリです。)
・挿し絵は少ない(もしくは無い)ほうがいい。
・なるべく難しい漢字が使ってあり、ふりがながふってあるものがいい。
・表紙が萌え絵なのは避けたい。
(近所の本屋に売っていた中で、漢字が一番難しかったのが萌え絵表紙でした。おしい!)
↑これは好みの問題ですね。
ということで選んだのは、こちら。
くしくも主人が子どもの頃に家にあったのと同じシリーズのようです。
当時は30冊セットだったようですが、時代の流れで需要が変わったのでしょうか?
全40冊セットになったようです。
未だに主人は『家で本を読んだ思い出』を得意げに語ります。
いやもう、本を読んだ思い出ってなんだよ。ひきこもりかよw
でもそれが今の思考の糧になってんだなと思うと読書(あと想像するということ)って財産になるんだな、という感想。
いちこも入学先が決まったので、ちょっと早い入学祝いに購入。
カラーボックス買って待ってます。
購入後の感想もあとで記事にする予定です。
・子どもはお気に入りを繰り返し読むので、読まれない本をもったいながらない。
読まれないかもしれない本を買うのは勇気がいることですよね。
しかし、読まれない本があってこそのお気に入りなのです。
主人にこう言ってもらえて、(全12巻の文学全集の中から2冊だけをくり返し読んでいた)子どもの頃の私も救われる思いでした。
コメント