わが家の寝る前は読み聞かせタイムです。
寝る前に読み聞かせをしないほうがいいという意見もあります。
寝る前に本を読むと頭の働きが活発になるため、本を読まないほうがいい、というわけです。
それも一理あると思うのですが、この寝る前の時間しか読み聞かせする時間がとれないため、寝る前に読んでいます。
長女いちこも次女によも寝つきは良いため(年齢的なものかも?)、あまり困ったことはないです。
なのでどうにかしなきゃと思ったこともなく、ここままできた、というのが正直なところです。
・・・
当たり前ですが、二人とも母親に読んでもらいたい本が異なります。年齢差と好みですね。
長女いちこは少しお姉さん向けの本。以前買った文学全集を『つまみ読み』し始めています。
高い買い物でしたので、読んでくれてとても嬉しい♪
→主人おすすめの読書方法『つまみ読み』。子どもの読書のモチベーションを失わせない方法とは!?
次女によは赤ちゃん向けの絵本を選びます。
によは年齢より幼いところがあるので、そのせいかなーと思っていたら、どうやら違ったみたいです。
ひらがなが自力で読めるようになったので、絵本も自力で読んでみたかったようなのです。
しかし、まだ長い絵本は読めないので、話が短くて、一文が短い、赤ちゃん向け絵本を読むようになったのです。
・・・
この4月から長距離通学のため朝の起床時間が今までより2時間早くなりました。
そのため、消灯時間も30分早めました。
なので、夜の読み聞かせタイムも30分早くなりました。
いちこの悪い癖で、時間に余裕がある間は余裕でいて、約束の就寝時間になってから「お母さん、絵本読んでー」と持ってきます。
今までは甘く対処していましたが、4月からはそうはいきません。
きっちり約束の就寝時間には消灯するようになりました。
数日間はブーブー文句を言っていましたが、最近では早めの時間から「読んでー」と持ってくるようになりました。
こんなに早く適応するということは、今まで甘やかしていたのだな、とちょっと反省。
長い間、ルーチンを変えないでいると、子どもの年齢にそぐわないほどの幼い子向けの対応をしてしまうんですね。
注意しないと。
・・・
この寝る前の時間。限られているため、どの本を読むか、どっちが選んだ本を読むか、いつも争奪戦です。
競い合うように絵本を本棚から出し、山のように積み、私のところへ持ってきます。
そんなに読めないよ!!
それでも最近はいちこが自分で本を読むようになったので、負担は減りましたが、途中で疲れると「お母さんに読んでほしい」と持ってきます。そんな時はちゃんと読み聞かせをします。
以前の私なら「自分で読めるなら読みなよ!」と言いがちでしたが、今はそうは言いません。頼りにしているホームページに書いてあったからです。
→ひとり読みへ導く12のコツ
このサイトの「子どもを本から遠ざける簡単な方法」が必読です。
しかし、「読んでほしい」と持ってきた時に、によの本を読んでいた場合は待ってもらいます。
当たり前ですね。順番は守りましょう。
そんなわけで争奪戦になる、寝る前の読み聞かせタイム。
最近では知恵のついた子達が、昼間のうちから予約する、というやり方を発明しました。
最初は長女いちこのみが予約していました。
今は一応、予約OKですが、昼予約→朝予約→前日予約・・・と前倒しになってくるようなら、ルールを決めないといけません。
こちらも覚えていられませんし(笑)
さすが、小学生。悪知恵がつくねえ〜。
とほほえましく見ていたのですが、そのような光景を目の前で何度も見ていると次女によもマネをしだしました。
この日もそうでした。
・・・
によ「ばりばりひこうきよんでー!」
私「!!??(ばりばりー!?)」
『ばりばりひこうき』などという作品は聞いたことありません。
いつもでたらめな次女によのこと。きっと何かを言い間違えているのだろうと流しました。
そうしたら、その日の夜、昼間の件を知ってか知らずか、長女いちこからリクエストがありました。
※ 長女いちこはお腹が冷えると朝起きられないという体質の持ち主のため、パジャマの上は必ずin
いちこ「おかあさーん!『ガリバー旅行記』読んでー!」
私「それだぁぁぁぁぁああああああ!!!」
いちこ「!!??」
偶然、いちことによの読みたい本が重なるという奇跡を経て、この日の読み聞かせタイムは平和に終わりました。
でも、いちこが自力で読んだあとの続きなので、途中からなのですが・・・。
によもそれで満足そう。
読みたい本は重ならないことが多いので、たいだいケンカになるんですよね。最近は交互に1冊ずつリクエストに応えています。
それでも「どっちが先か」でケンカになることも。
あと私の寝オチという結末もあります。
目が限界を迎えると目の奥がぐりぐり痛くなるのです。同時に頭痛が起きることも。
なので、こんな時は寝てしまいたいのです。
・・・
主人と私が悩んで決めた世界文学全集。
子どもたちも喜んでいてくれているようです。
によも読むまではいかないけど、パラパラ見ています。挿絵ほとんどないのに・・・。
でもパラパラ見るのはとても良い兆候ですよ。
順調に読書好きに育っていっている予感がします。
→本棚を占拠する世界文学全集。買うまでに色々迷って決めました。その経緯はこちら。
コメント