注)この時期は2019年版みもりの記事です。新みもり(2021年版)の記事はこちら。
・・・
※ 2020年3月25日 追記しました。
子どもに持たせる用のGPS端末2種を使い比べてみました。
AI搭載の「Bsize」とマチコミ見守りサービス連動の「みもり」です。
特徴、コスパ、GPSの精度、バッテリーの持ちなど比べてみました。
はじめに
次女・によが小学校に入学する時がきました。
どの子もどの親もこれから始まる新生活に期待と不安がいっぱいです。
特にうちの場合、距離が遠いため通学に時間がかかります。
離れている時間も距離も長いため、無事に学校に着いてるか?帰路に着いてるか?
心配がつきません。
同じ幼稚園のお友だちのママに教えてもらい、GPS端末を持つことにしました。
そして、帰りのバスが待ってても来ない時などに、状況確認のために使っていました。
でも、データの更新は手動でしないといけないので、いまいち手軽な感じはなく、検索のハードルは高いままでした。
いつもどおりな時は使わないので、それでもよかったんですけどね。
お友だちのママに見せてもらった画面では、地図に子どものアイコンが表示されていて、多少のタイムラグはありますが、リアルタイムで今どこにいるかがわかりました。
さらに、何月何日にどのようなルートを通ってどこへ行ったか?も記録として残っていました。
聞くと、GPS端末がルートを解析して、よく行くルート、よく行く場所を覚え、普段と違う行動を見せると通知してくれるんだそう!
これは便利そう!!
しかし、入手するにあたって自分で調べてみると、似たサービスがいくつもあり、どれを選んだらいいのか悩んでしまいました。
ちら?と部屋を見渡すと、おそろいの指定カバンが二つ・・・。
「二つ試せる!!」
※ 学校帰りの通知が同時刻に。
最初に結論
選んだ2つは「Bsize」と「みもり」です。
GPSの精度は「みもり」の方が良い気がします。無駄なズレがありません。
同じ場所にしばらく放置した場合、「Bsize」は特定の方向にズレますが、「みもり」は1カ所にとどまったままです。
通知も「みもり」の方が早く来ます。
というわけで、私的には、今のところ「みもり」の方がお気に入りです。
なので下の子のほうに「みもり」を持たせています。小さい分、心配度合いが高いので^^;
ただし、「Bsize」はAIを搭載しているためデータの収集に1ヶ月くらいかかるらしいのです。
データの収集と、学習する時間が必要というわけですね。
なのでもしかしたら来月になったら「Bsizeの方が便利!」って言ってるかもしれません。
AIの機能について追記しました!
ここからは選んだ二つの端末を紹介します。
Bsizeの特徴
実測45g
ボタンなどの操作するところがないシンプルな作りです。
子ども側からは何もできないので、「バス・電車に乗れなかった~!」などの緊急事態を考えると、携帯電話との併用が必要かと。
スピーカーがないので、音が絶対鳴らない。これは安心材料でもあります。
お友だちが持っていて、「いいなー!」と思い、GPS端末を持つきっかけになった端末です。
AIが入っている
AIロボットなので、よく行く場所を覚え、学校や習い事先を覚えてくれます。
いつもの行動を知ることで、イレギュラーかどうかを判断してくれるみたいです。
えっ、なにそれ、すごい。
AIだから、「自宅」や「よく行くところ」を特定する
決め手は「AI搭載」という言葉でした。
なんとなくかっこいいし、期待したい感じです!
うちの場合、使用開始95時間でAIが「自宅」を特定しました。
「自宅を特定しました」なんて通知を受け取りましたが・・・軽くホラーですよね。
背筋が凍りましたw
いろいろな電波を拾うらしい
電波もドコモ3G(FOMAエリア)、wifiアクセスポイントなどからも位置情報を特定してくれるみたいです。
結露は良くない
結露したら良くないみたいです。
カバンの中や服のポケットなどに入れておいて出さないという設計なのでしょう。
ボタンもないので、子どもの手元に置く必要がありません。荷物が服のどこかにあればいいです。
別売りのストラップを購入してカバンに吊るそうかとも考えましたが、売り切れでした・・・。
でも、結露したら困るようじゃ、カバンの底に潜ませておいたほうがよさそうですね。
寒さが厳しくなる土地では入れておく場所を考えないといけませんね。
長女にGPS端末を渡したところ、
「しずくちゃんだー!かわいい〜!」
ですって。
お喜びだったので訂正はしませんでしたが、多分しずくちゃんではない。
※ iPhoneで手書きした、なんちゃって「しずくちゃん」。
みもり
実測48g
USBがささりにくく、初めてさす時心配なほどかたい。
壊れるんじゃないかとハラハラしましたが、無事ささりました。
行動ルートを確認、学校や塾や自宅に着いた時にプッシュ通知でお知らせ。
プッシュ通知
ルート確認
Bsizeとは違い、特に判別はしてくれないので、親の側で通知してほしい場所や範囲を設定します。
半径100m〜1kmから選べるので、色々な使い方ができそうですね。
ボタンがある
ピッと押すと位置情報を送信してくれるらしいです!
bsizeは親側から見守るだけだったので、双方向の可能性があるものを選びました。
でもいたずらしがちな子に持たすのは・・・少し心配ですよね。
オオカミ少年にならないといいのですが。
トリプル測位もBsizeと同じです。素人なので周波数がどうとかまではよくわかりません。
「マチコミ」と連動している
「マチコミ」とは無料の連絡網メール配信サービス。全国で47都道府県8900を超える施設(小学校、幼稚園、PTA、自治会等)で利用されているようです。
マチコミと連動することによって、設定した地域の不審者情報などが届き、子どもがそのエリアに入る時などに連絡が来ます。
GPS端末のスピーカーをオンにしておけば、「離れてください」などの音声も出してくれるみたいです。
うちの子が所属している学校、施設、自治体ではマチコミの利用はないのですが、
不審者情報は届いています。
あまりマチコミに加入してないからメリットがない。という感じはうけませんでした。
スピーカーがある
スピーカーが実装されているので、位置情報をもとに、子どもに注意喚起の音声が流せるようです。
学校内や公共交通機関利用時など、音を鳴らさない設定は必須。
学校エリアでは鳴らないように地図上で設定ができる。
電車やバスでは・・・?どうするんでしょう?
と、思ってたら、新機能が実装されました。
約時速10km以上の移動を開始したら、プッシュ通知でお知らせ。
乗り物に乗ってる間は再通知は行わないそうです。(移動履歴は残るようです)
急な連れ去り事件にも有効な感じですね。
生活防水・ストラップホール
生活防水!
これは嬉しいですね。
ストラップホールも標準装備なので、ケースがなくてもぶら下げられます。
比較:通知範囲の設定
Bsize
位置は指定するが、広さは変えられません。
AIが学習したら広さが変わる可能性があるようです。
学校が初期の広さに収まらない場合、まだ帰らないはずの時間に「学校を出ました」と通知が来る可能性があります、というか来ました。
校庭を含めずに、校舎を覆うようにするといいです。
みもり
手動で設定します。
100mから1kmの間で広さを変えられます。工夫次第でいくらでも便利に使えそうです。
比較:通知のタイミングの設定
Bsize
通知エリアと通知タイミングの設定をしてみたところ、GPS端末本体に設定が保存されるので、
見守る人を追加する時に煩わしい設定を毎回しなくていいのはメリットと言えます。
一人、二人追加するなら手動でもいいですが、それ以上になるとわずらわしいでしょうね。
その裏返しですが、 見守る人によって通知の細かさを変えるのは無理っぽいです。
みもり
見守る人を増やしたいときはログインが必要。(無料登録)
私のIDで2台目を登録しようとしたら、エラーが出ました。
家族のスマホから無料登録。「おじいちゃん」という表示に。
「おじいちゃん」のスマホから参加リクエスト
↓
↓
↓
承認
細かい通知エリアの設定はアプリを入れるごとに必要です。
面倒な反面、 通知を受け取る人ごとに設定ができると思えば便利です。
例えば・・・
ママは、
場所「自宅」、「バス停」、「通過ポイント」、「学校」
通知の種類「エリアに入った」「エリアから出た」
のすべての通知を受け取る。
そうすると、1日に12回通知を受け取る計算になります。
じーじは帰宅時の送迎のタイミングがわかればいいので、
「通過ポイント」を「出た」
「バス停」に「入った」
の通知のみを受け取る。
それだと1日に4回通知を受け取ることになり、余計な通知を受け取らずに済みます。
こういうアレンジが可能なのはいいところですね!
比較:GPSの精度
使ってみた感じ、みもりの方がずれは少ないです。
お出かけに持っていった時の記録がこちら。
↑ 勝手に合成しました!
2台を同じバッグに入れて外食した時のデータです。
食事中にBsizeのほうがなぜか飛んでるのがわかると思います。
同じ現象が自宅でも小学校でも起きてました。
測定の誤差が決まった方角に出るようです。
比較:充電と連続稼働時間
Bsizeは3日で「充電してください」のお知らせが来ましたが、みもりは半分以上残っていました。
(その段階で充電してしまったので、まだ記録はとれてないです)
週末に充電し、月曜朝から使用を開始しました。
bsizeは3日くらいで充電してくださいメッセージが届きました。
その段階で、みもりは55%でした。
ここで充電してしまったので、いつくらいに空っぽになるかは未知数です。。。
みもり:バッテリーの分析機能
朝起きてみたら、みもりのバッテリーが丸3日でゼロになってました!!
?!40%くらい残ってる段階から、がくっと減っている!?
使えなくなるんじゃ困ると思い、あわてて充電しました。
しかし、急に減っておかしいな・・・?と思って調べてみると・・・?
どうやらこういうことみたいです。↓
というわけで、端末を振ったり、充電したりして位置情報を更新してみたら、
バッテリーはまだまだ残ってたことが判明しました。
してやられたり・・・。
比較:利用料金
BsizeとみもりとD社キッズケータイを比べてみました。
本体・送料等
Bsize 初期費用 5534円 → 24ヶ月利用で17966円
※ 見守る側(親など)の端末は格安スマホでもOK。
みもり 初期費用 9854円 → 24ヶ月利用で27470円
※ 見守る側(親など)の端末は格安スマホでもOK。
D社キッズケータイ 初期費用 3240円 → 24ヶ月利用で24120円
(初期費用:事務手数料3000円、端末代 一括ゼロ円で試算)
(GPS 1回5円を月平均10回測定として試算)
※ ただし、見守る側(親など)の端末がD社スマホで専用アプリを入れる必要あり。
D社キッズケータイの場合、保護者側のアプリが200円です。
子どもの端末の利用料を低く抑えるために、見守る側に課金させるとはいいアイデア?ですよね。
Bsizeもみもりも「複数の保護者でお子様を見守っても追加費用はありません」。
主要キャリアの見守りサービスは見守る保護者側に料金がかかるのです。
うちはおじいちゃんとおばあちゃんが契約しているので二人でキッズケータイ1台あたり月400円です。
比較:壊れにくさ
子どもが使うと心配なのが故障。
水没や落下の可能性はあります。
そのあたりはどうでしょう?
Bsize
特に記載なし
ボタンや扉がなく、素人目には壊れにくそうな形をしてます。
結露に注意だそうなので、雨や水没にも注意が必要かもしれません。
みもり
生活防水
D社キッズケータイ
防水・防塵(ぼうじん)※1・MIL規格対応※2。さらに独自の厳格な試験をクリア。子どものアクティブな毎日を支える。
一番頑丈そうなのはキッズケータイみたいですね。
比較:重さ
Bsize
46g
みもり
49g
D社キッズケータイ
約 80g
Bsizeとみもりは同じくらいの大きさでした。
持ってみるとほぼ同じ感じですが、あえて言うなら、
Bsizeは小さくて厚い。
みもりの方が大きくて薄い。
という感じでした。
そのほかD社キッズケータイは
GPSの測定が見守る側からアプローチしないと測定しなかったり、
室内や地下に弱かったりするようです。
持つメリットは
「通話ができる」
「防犯ブザーがついている」
ですね。
見守りGPS端末「みもり」。紹介コードはこちら
お得なクーポンを用意しました。
↓
F807LSUU
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注) 紹介コードは使えません
AI搭載 GPS見守り端末「Bsize」
★ BsizeもAmazonから購入できるようになりました!
Amazonで『Bsize BoT』を検索する
(検索結果が開きます)
その後のうちの子たち
しずくちゃん(Bsize)を気に入った長女・いちこ。
ブレザーのポケットに入れたまま校舎内を闊歩し始めました。
移動教室も、親睦を深めるためにみんなで公園に行ったのも
「小学校から出発しました」という形で通知が来るという・・・( ̄◇ ̄;;
気に入ってくれたみたいで何よりです。
一方、次女・によはカバンに入りっぱなし。
通学の道中を見守る目的なので、それでいいんですけどね。
おまけ
職場の同僚に自慢してたら、
「GPSって防犯ブザーもついてるんですか?」
と聞かれ、
「あっ!ない!どうしてだろう??ついてるといいのにねえ!」
と思わず答えたという・・・。
そういえばなんでついてないんだろう?!
メーカーの方!よかったらご検討ください(^^)
↓
<主人より補足>
防犯ベルと共用のものがあった場合、見えるところにGPSを持つことになる。
この場合、持ってない子を狙えばいい。
GPSは見えない状態で持つことで誰を狙ったらいいかわからない状態になるので、全体の防犯率が上がる。
俺は共用でないほうがいいと思う。
・・・とのことでした。
2020年3月追記
GPSについて、日本版GPS みちびき (QZSS) に対応しているものが出始めたようです。
みもりは対応前ですが、GPSbotは対応済みの様子。
あとはソフトバンクのどこかなGPSが対応してるみたいです。
こちらのamazonレビューがすごくわかりやすくまとめてくださっていたので、検討してる人はぜひご覧ください。
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