いちこのたっての希望で通い始めたピアノ教室。
毎回楽しんで通い、「今日はピアノです」と聞くだけで最高潮まで上がるテンション。
これだけモチベーションを高く保たせてくれるピアノの先生は貴重であり、偶然でもあります。
おかげさまで楽しく通っています。
しかし、年長さんの秋。
長女・いちこは来年度の4月から遠距離通学をすることが決まりました。
朝早く出て、授業を受けて、夕方は遅く帰ってくる・・・。
バス通学の疲れや授業、体育、人間関係の疲れもあるだろうし、家に帰っても宿題と習い事があります。
果たして小学校に入学してからピアノ教室に通い続けられるか不安でした。
ちょうどその頃、中古のデジタルピアノを親戚から譲り受けることになりました。
「風が吹いている!」と思ったのもつかの間、古い機種だったのでしょうがないのですが、故障してました。
新しいデジタルピアノやアップライトピアノを買うにしても、通い続けられるかあいまいな現段階で高い買い物をするつもりにもなれず、大手の楽器屋さんを回ってはみたものの、答えは出せずにいました。
4月になり、遠距離通学が始まりました。
通学バスの中で元気いっぱいだった長女・いちこは迎えに行った 車内で爆睡。
朝まで起きませんでした。
これでは習い事どころではない!
その後、いろいろ試行錯誤した結果、長女・いちこの場合、空腹がネックなことが判明。
ドーピング(と呼んでますが、パンとゼリーです)で習い事まで持たすことに成功しました。
なんとか通い続けられそうです!
5月に入り、遠距離通学の生活リズムもつかめてきた頃、奇跡が起きました。
DIY大好きおじいちゃんが デジタルピアノを直したのです。
(おもりの落下が原因だったので、直せました。基盤の故障なら無理でした。高電圧なパーツもあるかもなので、マネしないでください。)
・・・
今まで通り、週一のピアノ教室に通い、家でもスキマ時間に中古のデジタルピアノで練習する長女・いちこ。
しかし、ネックは練習時間。
朝早くバスに乗るので朝は練習時間がとれず、夕方もそもそも帰りが遅い上に「くもん教室」や「そろばん」などの習い事があるので時間がありません。
土日の昼間のみしか練習時間がとれませんでした。
しかもピアノ教室は木曜日・・・。
土日のみの練習だと、教室日には忘れているという・・・。
救いは本人があまりそれを苦にしていないということでした。
小学校からの帰り、スクールバスが停まるバス停でいちこと合流。
車に回収して軽食を渡します。すると・・・
いちこ「今日は習い事ある?」
ちま母「今日はピアノだよ」
いちこ「やったーーーー!!」
という会話の後、おやつとテキストを手渡すと、どこで知ったのかテキストの上でパタパタと運指を始めたいちこ。
鼻歌でメロディーを奏でながらごきげんです。
ピアノ教室は毎回見学しているけど、先生から「こう練習しなさい」と教わったことはなかったし、一体どこで知ったのか?
あえて言うなら数ヶ月前に、私が一度だけ「こういう指の練習法があるよ」と 「のだめカンタービレ」の真似をしてみせたこと・・・。
あれかな・・・?
その時は「私には関係ない」とばかりに無視されたんだけどな。
その後、ピアノ教室がある日は決まって車内で鼻歌を歌いながら運指をするようになったいちこ。
そのような姿を見ていると、なんとかしてあげたくなるのが親心でしょうか。
なんとか練習時間を確保してあげたいと思うようになりました。
ピアノ教室のある日の前日はくもん教室のある日・・・。
ちょっと詰め込みすぎになっちゃわないか心配でしたがピアノ練習の時間を確保することに。
いつも20時半就寝が目標です。
なので、20時15分まで練習していいことにしました。
ただし、「それまでにカバンの中身の片付けと夕飯とお風呂を済ますこと。」という約束をとりつけました。
快諾するいちこ。
くもん教室が終わり18時45分に帰ってきたいちこ。
カバンの片付け、夕食、お風呂まで済ましてパジャマを着たら19時55分。
なんとか練習時間がとれました。
ピアノの練習がしたいという目的のために、自分の行動をマネジメントしたいちこ。
私たち家族はあまり手厚く世話をしないので、1時間ほどかかりましたが、妥当な範囲だと思います。
いちこのモチベーションを高く保つ先生に敬意と尊敬。
楽しく通えていちこは幸せ。
・・・
そんなピアノ教室に通い始めたきっかけはムジカ・ピッコリーノと黒幕の策略でした。
こんなきっかけ↓
黒幕『(ボソボソ)くもんやめてピアノ習ったら?』
いちこ「くもんやりたくない!」「ピアノやりたい!」
私『そこ!聞こえているよ!!』
ピアノを習い始めた経緯はこちらです。→★ピアノ始めました
* アメブロで不定期更新中です *
朝くもんの様子、習い事の状況、日常のひとこまなどつづっています。
コメント