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くもんの欠点をカバーする教材【RISU編・前編】 - ちま母は娘たちとアタリメパズルがしたい

くもんの欠点をカバーする教材【RISU編・前編】

この記事は約12分で読めます。

毎日やっている朝くもん。
わが家ではいち早く算数・数学を修了してもらう目的公文式をしています。
(国語をしている理由も算数・数学のためです)

しかし、前述したとおり、公文式には苦手な分野があります。
ずっとそれを「どうにかしなきゃな・・・」と思っていて、子どもの役に立つ教材を探していました。

前回の記事では、公文式のメリット・デメリットを踏まえた上で、RISU算数の試用を決めた経緯をお話ししました。

→まだ読んでない方はこちら。
RISU算数を試用してみることにした理由とは?(タブレット教材)

ひょんなことから知った、タブレット算数教材「RISU」
どうやら公文式が苦手としているビジュアル重視の問題を身につけるのに良さそうです!

体験ができるとのことだったので、さっそく取り寄せてみました。

[quads id=1]

始まる前から戦いは始まっている

どの時もそうなのですが、子どもが関わると「始まる前から始まっている」のです。

子どもは気分とやる気に左右されます。

一番初めに関わる時、機嫌が悪かったり、怒られた直後だったりすると、そのもの自体に苦手意識を持ったり、嫌いになってしまうことがあるのです。
(全然関係なくてもorz)

なので、私たちは一番初めに子どもに公開する時はとても慎重にしています。

今回は初めてのタブレット学習ということで、モチベを高めるために事前に予告をしてました。

ちま母「みんなiPadは好きかな?」


長女・次女『好きー!』


長女「分数マンモスとか好き!」


ちま母「みんな用のiPadみたいなもの(タブレット)が来るよ」


長女・次女『わーい!』

次女「によ も、やるー!」

こういうところがデジタルネイティブって言うんでしょうね。
みんなガジェット慣れしています。
時代の流れを感じますね・・・。

そんな彼女たちにとって、滅多に使わせてもらえないiPadは大人の象徴。
「自分用のタブレット」という響きはとても魅力的に聞こえたようです。

ハードな実力テストと意外な満足感

私が仕事から帰った時にはRISUがもう届いていました。
ローマ字が読める長女は箱の文字を見て「リスが来た!リスが来た!」とすでにハイテンション。

正直、『あちゃー、気付かれてたかー・・・』と思いました。
実力テストがあると聞いていたので、『週末の時間がある時に開けようかな?』と思っていた矢先だったもので・・・。

しかし一度気付かれたものは後戻りが効かず。
夜寝る準備ができてから、さっそく触ってみることにしました。


「お母さんが『開けていい』ってー!」でハイエナ化。

タブレットは電池満タンで届きました。
すぐ使えるってうれしいですね!

この前買った充電式掃除機は充電空っぽの状態で届きましたから、すぐ使いたいテンションでいて、充電を待つという・・・。

こういうのってヤキモキしますよね。

★ダニ対策に布団用掃除機!水フィルターってどうなの?

話しを元に戻します。

まずタブレットを立ち上げると、操作チュートリアルの後、実力テストが始まります。
無学年制なので、この子の実力が『どこまで習得しているのか』、『学んでいないところを飛ばさないか』、確かめてくれるんですね。


※ 長女(小2)に出た問題。こんな簡単な分野からテストが始まります。

わが家には2歳の三女がいて、私は子守をしていたので^^;
長女の実力テストはほぼ本人に任せていました(^^;;
そうしたら、「うっかりミス」や「習っていない図形問題」などがあったようで・・・
意外と低学年の範囲からのスタートになりました。

ちなみに引っかかったところは、

・繰り下がりの引き算→ 右の余白にメモが書けることを把握しておらず、暗算したら間違えた。最近やっていなかったのでカンが鈍っていたみたい。

・時計の読み。何時間たったか?(二つの時計の差分を答える) → うっかりミスで全問間違えた。

・直角三角形はどれか? → 習っておらず、知らなかった。「今教えてー!」と言われたが、さすがにそれはズルだろうと断った。

ここで注釈・・・実力テストで習っていない分野のものが出たら、「まだ習ってません」ボタンを押します。
間違った問題や習ってない問題、クリアした問題は集計され、子ども本人へ復習という形で返ってくるので、テストはフェアに受けましょう

決まった個数間違うとそこで終了のようです。
多分ですが。『あと何問間違うと終了』といううな表示はないので、もしかしたら難易度に応じて重み付けがあるのかも知れません)

実力テストでもう習得していると判断された範囲はクリア済みになり、その先のステージに進めるようになります。

復習(クリア済みになったステージ)に料金はかからないので、実力テストでなるべく先に行っておくのはコスパ的にも良いと思われます。

でも、間違った問題や習ってない問題、クリアした問題は集計され、子ども本人へ復習という形で返ってくるので、ズルはダメですよw
(実力テストでクリアと認められたステージは無料で遊べますが、なんとプレゼント用のポイントが貯められます。お得ですね!)

うちの子はうっかりミスや、機能が使いこなせないとかで思ったより低学年からのスタートとなりました。
やはり最初からガジェットを使いこなせる子は多くないと思うので、簡単なステージでしばらく遊んでタブレットやペンの操作に慣れてから、実力テストがあるとうれしいなあと感じました。

操作の説明はあるのですが、子どもが慣れるまでは至らない分量だと思います。
(大人なら十分と感じる量)

何日か触った二人はすっかり操作にも慣れ、余白のメモとかも使いこなしているので、
「ああー、今実力テストができたらもっと上の学年からスタートできたろうになぁ・・・」

と思ってしまいます^^;

ちなみに長女は公文式で分数の足し算(4年生の範囲)をしていますが、RISUの実力テスト判定では、、、

・クリアしたステージ
1 かず
2 たしざん①
3 たしざん②
4 たしざん③
5 ひきざん①
9A 100をかぞえよう
21 とけいのよみかた

・出現したステージ
7 ひきざん③
13 たし算④
23 かたちとおおきさ

「たしざん」「ひきざん」「100までの数」「とけいのよみかた」という結果でした。
小1の後半くらいですかね・・・。

実学年よりも低いところからのスタートって・・・。

(長女は無双が好きなのでいいのですが、どんどん先に進みたいタイプの子なら、この時点で嫌になってしまうかも。
レビューサイトで「実力テストは子どもに解かせて親が操作する」と書いてる人がいましたが、
私は最初、それはズルだろう!と思ってましたが、今のところそれが最善でしょう。RISUさんごめんなさい)

注・・・ここでの「無双」は、「簡単な問題を大量にやっつける行為」をさします。ゲームとは関係ないです。

実力テストが終わると、判定されたところから学習がスタートします。
足し算や引き算は本人も『なんで今さらやるのか?』と思ったらしく、目新しかった「長さ・量」からスタートしてました。

長さや量は公文式では多分やったことないと思います。
だからこそ物珍しく選んだと思われますが、学習している姿は楽しそうでした!

面白かったのは、公文式で長女は少しでもわからない問題があると、
「おかあさん、わからない!」
とヘルプを出すのですが、
(固まるよりぜんぜんいいです!)

RISUの場合、
「おかあさん、わからない!」
のあと、
「・・・(あ、できた)」
と自力で解いていってるようなのです。

公文式ではわからない問題やできない問題はちょっと考えてもできるようにはなりません。
ヒントを出すか、教える必要があります。
それだけ問題がシンプルで単純なのでしょうね。

パズル好きに育ってほしい私としては、すぐ答えを求める長女に、多少の不満がありましたから、この傾向は嬉しいものとして受け取っています。
これをきっかけに、自力で解く楽しさを知ってもらえたらな・・・、と期待しています。

「1ステージあたり25面」と、問題の分量も申し分ないです。
一面あたりの問題数は1問から4問ほどで、一瞬で終わる面も存在します。

小問がみっちり詰まってる感覚です。
これから学年が進んだらどんな問題になるのか楽しみです!

z会のワークブックも、幼児コース〜小1のころは考えさせる問題やイラスト問題が多く、パズラーとしてワクワクする問題も多かったのですが、小2になるとだんだんお勉強っぽくなってきました
とっつきにくくなった子もいるのではないかなと思います。

そんな長女にとって、久々のスキマが多くて(褒めてます)一問一問が軽い(褒めてます)問題。
でも考える必要がある問題。

飽きることなく時間が足りないと言わんばかりに解いてました。
(仕方なく消灯時間を少し延長・・・)


※ 翌朝の長女・いちこ。何が君をそこまで突き動かすのか・・・。

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タブレット学習ってどうなの?

タブレット学習。

私の私見ではタブレット学習についてはあまり良いイメージを持っていませんでした。

公文式みたいにの方が何をどれだけやったのか一覧することもできるし、
できたプリントがたまれば物量があるので評価しやすいと思っていました。


※ 圧倒的な物量で、照れるスキを与えない!
★ くもんプリントタワーを作る!思いがけないハードルとは?!

紙と違ってタブレットだと、子どもが学習しているところを『ちらっ』と見ても、のぞき込まないと何をしているか分かりませんしね。
(もしかしたら、おまけのゲームみたいなものをずっとやっているのかも!?
注:RISUにはそういうものはついていません)

そこが心配でした。

RISUの場合、タブレットの良さを存分に出した感じでした。

まず驚いたのが先生の動画です。

直前に習ったことが自分にどう役立つのかを教えてくれます。
時計の読み方をチェックした直後には「時差について」の動画が届きました。
横で聞いていて、なるほどなぁと思いました。

ややもすると『こんな勉強なんて、なんでしないといけないんだろう・・・』と丸暗記になりがちな「勉強」というものが、

「将来確実に役に立つものなんだ」
という実感をもって学ぶことができる。

これは効果的だと思います。

長女も真剣に先生の話を聞いていました。

タブレットはどこまで進んだかわかりにくい?


※ 小1〜小3のマップです。

タブレットはどこまで進んだか分かりにくいのでは?と思っていましたが、それについては問題ありませんでした。
スーファミのマリオのステージ選択画面を思い出していただけると分かりやすいんですが・・・w
(ピンとくる方は同年代ですよねw)

詳しくは上の写真を見ていただけるとわかりやすいのですが、ステージが枝分かれしていて、全体が地図のような形になってまとまっています。
その地図がスライドさせるとヌルヌル動くので、その子がどこまで進んだか?習熟度はどのくらいか?が一目でわかります。

例えば「足し算は星3なのに、引き算は星1だから、引き算はまだまだだな」という感じで。

「どこまで進んだの?」という声かけに、子どもも指し示しやすいので、気軽に答えてくれます。

わが家が確認できるのは小1〜小3のマップのみなのですが、小1〜小3のマップのボスステージをクリアすると小4〜小6のマップに進めるようです。

このマップ・・・お気付きでしょうか?
小1〜小3、小4〜小6と学年を超えてマップが作られているんですよ。さすが無学年制!

楽しんで学習しているうちに、『いつの間にか2学年先に進んでいた!』というのも可能ということです!

うわぁ〜、これはうれしいですね!

継続させる動機づけ

継続させる動機づけについては、面をクリアするたびにポイントがたまり、プレゼントがもらえるシステムになっています。
(モチベを保つのにオーソドックスでいて、効果がある方法ですね)

わが家ではやったことないので知りませんが、ほかの学習メーカーのタブレットでは射幸心を煽るためか、アニメーションや効果音を多用するところも多いようです。
その点、RISUではシンプルな作りになっているので好感が持てました。

完全に娯楽として与えたいなら、物足りないかもしれません。
(勉強より娯楽を重要視したい場合)

進んだ分だけ高くなる価格は本当に損か??

まず入会する時に1年分の会費を払い込む必要があります。
解約してもタブレットを返却する必要がないとのことなので、タブレット代という考え方が自然かもしれません。

さらに、子どもがステージをクリアすればするほど追加料金が発生します。
公文式はプリントを消費し放題だったので、この考え方には面食らいました。

でも落ち着いて考えてみると、1ステージあたりに料金がかかると思えば普通の考え方なんですよね。
プリント消費し放題の公文式が異常なんですよw

ステージをクリアして先に進めば、その分早く小学校の範囲が終わるわけだし、
要は同じ金額を「ゆっくり払うか」「早く払うか」の違いなんですよね。

わが家はなるべく早く算数・数学を修了させて、
学校に長い時間を割くことなく「自分のために時間を使って欲しい」と考えています。

なので、このシステムはむしろ「良いシステム」に映りました。

公文式は1ヶ月1教科あたり7000円払い込みをしています。
(先日数十年ぶりに値上げがありました)
それだけ払うと思えば、RISUなら相当早いペースで小学校の範囲が終わりそうです!

何より嬉しいのは復習(実力テストや通常の学習でクリア済みになったステージ)にはお金がかからないってこと。
お金はかからないのにプレゼントがもらえるポイントは貯められるので、嬉しいことずくめですね。

イヤにならない復習システム

通常の復習には面白い機能が備わっているようです。

苦手なところ、間違ったところなどは、忘れた頃に再出題してくれるようなのです。
子どもがRISUで遊んでいるところをチラチラ見てますが、「あ、この問題、前もやってたな」というものにまだ出会ってません。

公文式だとプリントなので、子どもにも『また同じプリントかよ・・・』とハッキリわかってしまいます。
わかってしまうとモチベが下がってしまうんですよね・・・。

といってもすっかり公文式に慣れたうちの子は、プリントやり直しについてむしろ『やったぁ!』と言います。

苦行耐性がついたということでしょうかw
いやいや、要は『復習は、初めてのプリントをするより簡単で楽で早く終わる』ということを覚えただけなんですけどね。

話をRISUに戻しますが、面を進めてるうちに知らないうちに復習できるのは理想的。
通常、やり直しは嫌がる子が多いので、さりげなく差し込まれるのは効果的かもしれませんね。

むしろ、『同じプリントをもう一回なのは実力不足だ!もう一度やって満点とってやる!』と理解していて、それが可能な子は、公文式の方がオススメかもしれません。(いるのか?)

ちま母が考える結論!

小学校の(範囲の)うちはRISUで良さそうです!


図形の問題も多いし、絵を見て答えられるのは公文式にない強み。
タッチペンでメモもできますし。
アニメーションや効果音も最低限で、ポイントを押さえた使い方なのも好感が持てます。

小学校の範囲をRISUでさくっと身につけて、中学校以降の範囲は公文式でっていうのはいい流れかもしれませんね。

でも『プリントから離れるとプリントに戻ってこれないのでは?』というもっともな不安がよぎったので、公文式も続けようかな・・・。
悩みどころですね(^_^;)

ともあれ、信頼できる教材にはさまれて悩めるのは贅沢な悩みなんですけどね。

おためしできるクーポンコードはこちら

タブレット教材だけでなく全ての教材に言えることですが(教科書にも!)、
子どもと教材の相性や向き不向きがどうしても出てきます。

通常、年間契約しかできないRISUですが、今なら一週間のおためしができるキャンペーンをやっています。

一週間のおためしキャンペーン詳細

※ 一週間、おためしでタブレットが使えます。
※ 一週間で返品する場合に限り、1980円(税別)の支払いが発生します。
※ そのまま本契約する時は、お試し期間中の料金は発生しません。

なので、「うちはやることに決めたから、おためしは不要!」
というご家庭も、まずおためししてみることをオススメします。

・何よりも子どもが楽しんでくれるか?
・うまく生活習慣の中に導入できるか?
・タブレットが放置されないか?(テレビ・ゲーム・ユーチューブのほうが受け身で済む&射幸心を満足させる力が強いので
・タッチペンが苦手だったりしないか?

などなど、実際やってみないとわからないこともありますし、
この一週間で先に進めれば、その先のお支払いが少し節約になりますしね。

下記のリンク先で、
お申し込みクーポンコード「chm07a
をご記入ください。

★ タブレット教材「RISU」 お申し込みはこちら

※ 先に、上記のクーポンコードをコピーしてからリンクを踏むと、このページに戻らずに進めるので効率がよいです。
でももしよかったら、また見に来てくださいね。

→後編では、おためししたその後についてまとめます。
くもんの欠点をカバーする教材【RISU編・後半】

RISU算数レビュー抜粋

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  RISUを選んだ理由→前編後編(2018年7月)
  【勉強の優先順位】公文に通いながらRISUを再開した理由は
  RISUきっずを小1が全クリした

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